イー・トンシン監督ってやっぱりスゴイ。

香港系映画の重鎮ライター・通訳・字幕翻訳家の水田菜穂さんのセミナーに行ってきました。

六本木のシネマートでは今、イー・トンシン監督作品の特集をやってまして、その一環として水田さんが同監督作品について語るという内容でした。

イー・トンシン監督といえば私的には「ひこをたくさん撮ってくれる監督」のイメージ(オイ)。

セミナーの中で、「イー・トンシン監督はなぜダニエル・ウーを何度も起用するのか」という話があり、とても興味深く拝聴しました。

今月の『キネ旬』に、水田さん渾身の6,000字イー・トンシン監督インタビューが載っています。そのインタビューのこぼれ話として、ひこのお話が出ました。

役や作品についてとことん議論したいタイプのひこ(まあアメリカ人ですから当たり前なんですが)のことが監督はすごく気に入っているらしいですね。ものすごい努力家である面も評価しているようです。

そーなんですよ水田さん!そーなんですよ監督!ひこはすごーくすごーく努力家なんですよ。だからそういうトコちゃんと見てきちんと評価してくれる人のお話を聞くと私はとってもとっても嬉しいんです。それがイー・トンシン監督のようなすばらしい作品を撮りつづけている人の言葉ならなおさら嬉しい。

監督にしてみれば、ひこはアクションができるし、コメディもいけるし、顔よしアクションよし、そしてなによりも「気が合うから」何度もひこを起用するんだとか。

同じ俳優を主演に据えて映画を撮ることが少ないイー監督作品で、ひこは4作品の主演を
務めているんですよね。スゴイわ。

ひこの話なのに自分のことをほめられているよーな気分になって嬉しくなっちゃった私はやっぱり単純でしょうか。

見たい作品いっぱいあるんですがもー体力の限界です。口内炎が舌にまでできて今超絶不調。セミナーのあと、レスリーの映画見ようと思ってたんですが頭は痛いわだるいわで帰宅。そのまま寝ちゃってさっき起きたところです。ああ、明日はまた会社かあ(涙)

こういうセミナーって初めて行きましたけど面白いですね。水田さんは映画祭で何度か拝見しましたが、やはり香港映画への「愛」がすばらしいです。ファン目線でお話をしてくださっったので、本当に楽しめました。もし機会があればまた参加してみたいです。

■水田菜穂さんのブログ「HongKong Addict Blog」
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