おもひで 「Jesus Jones」編

アタシが青春を捧げたバンドとしてJesus Jonesをまず挙げたい!10代後半〜20代前半の私はMike Edwardsの崇拝者でした。

テクノとロックの融合というのが彼らの音楽性の特徴。あ、曲の尺が短めという点もそのひとつかな。「踊れなくて何が音楽ぞ」というMike Edwards氏はビジュアル的にも音楽ヲタとしても実に魅力的な人で、私にどれくらい大きな影響を与えたことか知れません。YouTubeでハマってしまったので、メモ代わりにまとめてみましたよー。

■Info Freako
http://www.youtube.com/watch?v=7FjVjt78iqk
Jesus Jonesとの衝撃的な出会いは"Move Mountains"という曲がきっかけでした。その後でこの曲に出会い、大ファンになりました。かっこいい。この曲のサンプリングは今でも新鮮に聞こえる。赤くまがまがしい背景も今で言えばちょいワル風で10代の私にはかっこよく見えたのですね。

Mikeはスケーター系ファッションブランド「Stussy」流行の立役者だと思います。デビュー当時はずっと同ブランドのプルオーバースウェットを着てました。この頃はまだまだ知名度が低くて日本では入手するのが難しかったですよ。StussyのTシャツ、すごく欲しかった(笑)。

窪之内栄策の『ツルモク独身寮』にもJesus Jonesが登場していたのはこの頃かな?マンガそのものが大好きだったけど、ほかにもMorrissyが好きな作者ということもあって、かなりはまった。

■Real, Real, Real
http://www.youtube.com/watch?v=OnyqCzeHNY4
Ianがひたすらクネクネ踊ってるのが笑える。彼、この頃はまだBarry D.って名前で呼ばれてた。懐かしい。ブレイク前で、ビデオにもお金がかかってない。これ以降、MikeとAlanの髪がどんどんどんどん長くなっていった。Mikeの瞳はグリーンですが、ピンクでも赤でも似合う(笑)悪魔風。

今でも変わらないけど、Mikeのイヤリングは左に2つ、右に1つ。当時の私ももちろん同じだった。今考えると相当イタいファンだったなあ、私。

■Right Here Right Now
http://www.youtube.com/watch?v=2aPyNnqfESk
全世界で大ブレイクした曲。このライブビデオはスタジオライブなんだけどすごくいい出来。CDよりいいかも。
http://www.youtube.com/watch?v=QtYBQXIeLRw
こっちはPV。「愛読紙はIndependent」と公言していたMikeらしい曲。テレビを見ているシーンのMikeの目が子犬のようで可愛らしい。

この曲がブレイクした直後にJesus Jonesが来日したときは、もちろん追っかけをしました。当然ですよ!若かったなあ。あの手この手を使ってバックステージパスを入手し、Mikeとちゃっかり写真まで撮ったりしましたよ!私148センチ、彼193センチ。Mikeは「キミ、小っさいね!」と笑うと、半分くらいに体を折りたたんで一緒の画面に収まってくれました。いいひとだ。私、当時はアメリカに住んでいたので「アメリカにもツアーに来てよね!」って言ったら「うん、約束約束」と言ってハグしてくれたのでした。羨ましいぞ!当時の私!当時の私に激しく嫉妬!懐かしいなあ。もう10年以上前になるんだね。いい時代であった。

■International Bright Young Thing
http://www.youtube.com/watch?v=mw49Mbj5UBI
日本ではもちろんのこと、アメリカでもヒットして、スポーツ番組のオープニングで耳にすることが多かった曲。Mikeの顔が長く見える…。ライブでも特に踊れる曲として人気が高かった。前髪ドレッドが長くなりかけたAlanヘッドバンギングが堪能できるビデオですなー。当時、Mikeはハイカットのスニーカーが大好きだったのですよね。確かReebokを愛用していたハズ。そしてもちろん私も(以下省略)。

■Who? Where? Why?
http://www.youtube.com/watch?v=PYmQ7PSjoy4
Jesus JonesのPVの中ではこれが一番好き!Mikeの「ハイッ!どーぞ!」指差し確認で始まるキュートな作品。1分57秒くらいのところでうつむいているMikeが一瞬パリス・ヒルトンに見えます(ほんとに)。
お花畑で花を抱えてぼけーっと座っているMikeがキュートなのなんの。この頃のMikeはAir Jordanを好んで着てた。で、勝手にAir Jesusに変えてました(笑)。Mikeはこの頃に長年のガールフレンドだったモデルのFiaと結婚したような記憶が。

イギリスのJesus Jonesファンクラブに入会していたのもこの頃。ファンジン(もちろんコピーをホチキスで留めただけの簡素な作り)の表紙のイラストも描いたさ!ああ、採用されたさ!これ、いまだに持っている人はレアアイテムなので大切にしてください。Jerryが立ちながら寝こけているやつです。

■Devil You Know
http://www.youtube.com/watch?v=wewIoLusKP8
Jesus Jonesのビジュアル系ビデオ第1弾。Genにヒゲが生えててかっこいいの。4分23秒くらいのところでペンキをかぶって「ぶほっ!」て顔になってるJerryが好き。続いて赤いペンキをかぶるGenも素敵なんですわ〜。Mikeの手がでかい。ギターが小さく見える。

■Right Decision
http://www.youtube.com/watch?v=bQh4s0k7Uqg
Mikeがものすごく美しい!当時はファッション雑誌の表紙を飾ったりしていたっけ。懐かしいー。ジェニファー・コネリーと一緒に某誌の表紙になっていたときは「ここまでメジャーになったか」と感慨深く思ったものでした。

■Zeros and Ones
http://www.youtube.com/watch?v=2s_UjdsMoPk

まだインターネットなんか全然普及していなかった時代に1と0をテーマにしていたということがスゴイ。ちょっと時代を先取りしすぎたせいかヒットはしなかったけど。ちょこっと髪を切ったMike。この頃のMikeはほんっとにかっこいい。ファッションショーでランウェイを歩いていても全然おかしくない。当時の奥さんはモデルだったしね。なんて美しい夫婦なんだという話。

3枚目のアルバム『Perverse』、私は大好きだったのですが、あんまりヒットしなかったんですよねー…。このアルバムの最後に収録されている「Idiot Stare」という曲、2枚目のアルバム『Doubt』収録の「Stripped」の進化系みたいな曲ですごくかっこよくて大好きなんだけど、世間的にはどう思われているんだろう?「Idiot Stare」は今聞いても背筋がゾクゾクする。

あっ、『Perverse』リリース後のアメリカツアーのことを忘れてはイカン!私はセントルイスでの野外ライブに行きました。アメリカでは最新アルバムがヒットしなかったため、『Doubt』からの曲ばかりに客が反応するという事態に。ゴルァ!最新アルバムもちゃんと聞け!とひとりで憤慨した記憶あり。

■The Next Big Thing
http://www.youtube.com/watch?v=d_-mbEHBvDY
ダークブラウンの髪をずっと保ってきたMikeが突然ブロンドに。でも似合う♪このあたりからのJesus Jonesは未フォロー。えーと、この頃にMikeが再婚したとかしないとか。このあたりの事情もいまだによくわからず。Genが脱退し、Tonyが新メンバーに。

■Welcome Back Victoria
http://www.youtube.com/watch?v=HySeUHMW6ZA
あ、今でもこの曲演ってるんだ♪Jesus Jonesのアコースティック異色作。古い曲だけど、古臭く感じないわぁ。本当はもっと長い曲なんだけど、これはライブでちょこっとお遊び程度にやったものらしいですね。

■Chemical#1
http://www.youtube.com/watch?v=4m1vLVGJDug
YouTubeにあがってる中では最も最近のビデオかな。どーよ!?Mike今もかっこいいなあ…。昔とまったく変わらず細い!お腹がフラット。むしろえぐれている。彼のMTB好き、スケボー好きはデビュー当時から変わらないようで。ああ、そうか、だから今もスリムなんだ。既に40を過ぎたしティーンの子持ちだというのに。年齢不詳とも言う。

以上。どれほどアテクシがJesus JonesというかMike Edwards氏に心酔しまくっていたかおわかりいただけたかと。前回のサマソニは見逃しましたが、次に来日することがあれば必ず見に行こうと思います。ニュースレターは数年購読してるんだけど、久しぶりにオフィシャルサイトをのぞいたですよ。かっこいいなー、やっぱり。

【Jesus Jones Official Site】
http://www.jesusjones.com/