『風林火山』

蝉しぐれ [DVD]■『風林火山』第五話

なんだか起伏に欠ける回だなー、と思っていたら、なんと!最後の最後にそれを持ってきますかアナタ!

先々週は「兄貴のくせに弟を殺そうとするなんて!」と私も勘助同様に憤慨していたのですが、そうじゃなかったんですね。勘助の命を助けたんですね!衝撃の事実。やっぱり兄弟だったんだなあ…。ミツを失い、生まれるはずだった子供を失い、今度は本当の兄を自らの手で介錯しなければならなかった勘助。悲しすぎるよ!おかげでラスト5分、号泣してしまったではないですか!淡々とスタートした第五回でしたが、号泣で終わりました。来週も楽しみじゃ。

今日思ったこと。内野聖陽にはやっぱり時代劇が一番向いているのではないだろうか。『蝉しぐれ』の彼は本当〜〜〜〜に素敵だった。水野真紀も良かったんだよねえ。DVD欲しい。

風林火山』今週の方言講座
きゃーる=帰る


■『華麗なる一族』第4話

鈴木京香のビッチぶりが痛快。西田敏行はやっぱり『白い巨塔』のお義父さんにしか見えません!!

このドラマ、決して悪くないのですが、何が足りないのかといえば時代感。せっかく調度品やファッションも60年代風なのだから、デジタルじゃなくて、フィルムで撮影したらどうか。きっともっといい感じのドラマに仕上がるはず。

数年前に、岡田准一君主演で『冬の運動会』がリメイクされましたが、この作品は珍しくフィルムで撮影されていたので、とても時代感が出ていて良かったんですよねー。(作品自体もすばらしかった)。だから、華麗なる一族も同じように撮影されていたら、もっといいんじゃないかな、と。うまく説明できないんですが、目に入ってくる感じが違うんだってば!

決して悪くないドラマなのに、何がジャマをしているのかというと、鯉と肖像画であることは言うまでもないと思います。どうにかならないんですかね。見るたびに爆笑なんですけど!