恐るべき連鎖反応

007の最新作を観てから『One thing lead to another』がアンストッパボー。いわゆる連鎖反応というやつですが、自分でもビョーキだとしか思えません。

007最新作の悪役ル・シフェルが黒い右目と青い左目のヘテロクロミアだった → 黒い右目と青い左目のヘテロクロミアといえば銀河英雄伝説ロイエンタール元帥 → ロイエンタール元帥の旗艦名がトリスタン → トリスタンといえば、007でル・シフェルを演じたマッツ・ミケルセンが、ハリウッド進出作品『キング・アーサー』で演じた円卓の騎士がトリスタン卿だった → やっぱりイギリスをモチーフにした映画はいいよね → イギリス映画といえばやっぱり美青年系映画が最高 → 元祖美青年系映画といえば『アナザー・カントリー』→『アナ・カン』の陰の主役といえばファウラー君 → ファウラー君を演じたのはトリスタン・オリヴァー→かつて紅顔の美少年だったトリスタン・オリヴァーは今なにやってんのかしら → って!役者をやめて、アタシの大好きな『ウォレスとグルミット』の撮影ディレクターになってたの!? → そういえばファウラー君は『アナザー・カントリー』で下級生のウォートン君をいびり倒していたよね → ウォートン君、今なにやってるのかしら? → って!アタシの大好きな『ハワーズ・エンド』で、シュレーゲル弟を演じていたのが成長したウォートン君だったのかー! → 『ハワーズ・エンド』には美青年俳優つながりで『モーリス』のジェイムス・ウィルビーがアンソニー・ホプキンスのバカ息子役で出てる → 『モーリス』いいよね〜。あの頃のヒュー・グラントは薄幸の美青年であった。 → 『ハワーズ・エンド』にはもう一人の美青年サミュエル・ウェストが出ていた → 今は何やってるのかなー。 → なんと、『ホーンブロワー』に出てる!? → 『ホーンブロワー』の主役はヨアン・グリフィス、『キング・アーサー』で円卓の騎士、ランスロットを演じた彼ですね! → マッツ・ミケルセンからめぐりめぐって、また『キング・アーサー』に戻った…!!

どうです、この連鎖反応。むしろ泥沼。

まあ、そんなわけで、週末はトリスタン・オリヴァー氏リスペクトというわけで『アナザー・カントリー』をBGM代わりに流し、『ウォレスとグルミット』シリーズのDVDをレンタル。久しぶりにUK熱に火が点いたので、『ハワーズ・エンド』にも手を出し、全盛期のマーチャント・アイボリー作品を堪能。『眺めのいい部屋』『日々の名残り』もいいのよねえ…。

この調子でいくと、お正月は実家で英国映画祭だな。エヘへ…。いっぱい借りておこう♪