どうした、ロベルト!

どうした、ロベルト!!

ヤジに怒った主演歌手、ミラノ「スカラ座」を途中退場
12月12日13時12分配信 読売新聞

 【ローマ=松浦一樹】世界的に有名な名門オペラハウス、ミラノ・スカラ座で10日、公演中のベルディ作品「アイーダ」の主演男性歌手が観客からヤジを飛ばされたことに憤り、本番中にもかかわらず、舞台を退場していたことが分かった。

 伊メディアが11日伝えた。

 スカラ座で歌手が公演を途中で放り投げたのは初めてという。

 今公演は、名演出家で知られるフランコ・ゼッフィレッリ氏が手がけたことから話題となっており、初日の7日には、プローディ伊首相やメルケル独首相も鑑賞した。

 しかし、2回目の公演で主人公アイーダの相手役を務めるフランスの名テノール歌手ロベルト・アラーニャ氏が最初の独唱を終えると、観客席から「恥を知れ」といったヤジが飛び始めた。これに対し、アラーニャ氏はこぶしを振り上げ、舞台袖に姿を消した。その後、すぐに登場した代役の男性は衣装がないため、ジーパン姿で歌ったという。

いったい何をもって「恥を知れ」と言われたのか気になりますが、スカラ座でこんなアホなヤジを飛ばす客にはステージの上からこう言ってやれ。「黙れ下種!」と。しかし舞台を途中で放り出すのは感心しません。世界一の“イケメン”テノールと呼び声の高いロベルト・アラーニャスカラ座の舞台を放り出すくらいの罵声とは何だったのだろう。ヤジに対してブチキレ、かつ予想外の行動に出たフランス人。ん…?なんか聞き覚えがあるぞ。もしかして…って、ジダンだー!!

結論:イタリア人がフランス人を怒らせると頭突きされたり舞台を降りられたりする(ことがある)。


さて、私は三度のメシよりオペラが好きだというほどのファンではございませんが、わりと好きです。ロベルト・アラーニャとの出会いは、オペラ映画の『トスカ』で、彼は超ダメっ子のカヴァラドッシ役だったのでした。首尾一貫、ダメっ子のカヴァラドッシ。でも、そんな彼からトスカを奪ってしまおうと画策するスカルピア役のルッジェロ・ライモンディ様のほうにメロメロになった経緯が(笑)

最近のお気に入りは、サルバトーレ・リチートラ。歌はとにかく、キュートな人柄が良いです。ぬいぐるみのクマさんのようなビジュアルもイイです。歌…も素敵ですよ!?でもなんかアブラぎってる歌声とゆーか、ドミンゴを彷彿とさせるですよね…。若いし、あのキャラだし、これからもっともっと有名な歌手になるかもしれません。ドン・ジョンソンに似ているロベルト・アラーニャが「キャーッ!イケメンよー!」ってもてはやされる世界だしな…。それならサルバトーレがイケメンって言われてもおかしくないよな。

今日はさー…。キリンジのライブに行きたかったんだけどどうしてもチケットが手に入らなかったのさ。ヤフオクで落札しようと思ってたけど、こんな仕事してる身の上では高い金出してチケットを落札したとしてもいけるかどうかわかんないから手が出せなかったのさ。それなのに今日に限って奇跡的に仕事がひと段落ついて超ヒマだったのさ!会社からの帰り、神楽坂を歩きながらMP3プレイヤーで兄弟の素敵ミュージックを聴いていたさ。もうアタシの心にはアルカディア並みにからっかぜのブルースが吹きまくりだったさ!!へっ。やさぐれてやる!!