香川照之ってそうだったんだ!

ほえー、知らなかった、香川照之って市川猿之助の子だったんだ〜〜〜!!!もしかしてかなり有名な話だったとか?以下、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060829-00000007-flix-entより。


市川海老蔵の初主演映画『出口のない海』の完成披露試写会が、歌舞伎座で豪華に行われた。3歳で初舞台を踏んだ海老蔵にとって“第2の家”でもある歌舞伎座の花道を、スタッフ、キャスト全員が歩いて登場。海老蔵が、タキシード姿で花道を歩くと、客席からは「成田屋!」などと舞台さながらの声が飛び、花道の途中で立ち止まった海老蔵は、客席に向かって深々と頭を下げた。

 この舞台あいさつには、主演の市川海老蔵のほか、伊勢谷友介上野樹里三浦友和柏原収史塩谷瞬香川照之、そして監督の佐々部清と、豪華なメンバーが勢ぞろいした。「子どものころから育ったこの場所で、このような形で完成披露試写会ができてうれしく思います。未熟不鍛錬ではありますが、鷹揚(おうよう)のご見物のほどよろしくお願いいたします」と海老蔵が11代目らしい見事な口上を披露すると、観客から歓声が沸き上がった。

 そして、舞台上には、もう1人涙ぐむ男がいた。香川照之。父は歌舞伎俳優の三代目市川猿之助、母は女優の浜木綿子というサラブレッドでありながらも、香川が2歳のときに両親は離婚。浜が女手ひとつで、香川を育てた。俳優としてデビューしたあとは、“猿之助の息子”というイメージを払拭するかのように、ひたすら俳優業に打ち込んできた。父が踏んでいた舞台。違う運命があったならば、歌舞伎役者として立っていたかもしれない場所。41歳、誰もがその実力を認める立派な“役者”として、歌舞伎座の舞台に上がった香川は、涙ぐみながら花道を歩いた。そして、「自分が知らなかった場所……、そして自分が立つなんて想像もできなかったこの場所。40歳にして、初めて歌舞伎座を歩けました。海老蔵くん、ありがとう」と香川が話すと、客席からは大きな拍手が鳴り響いた。歌舞伎役者、市川海老蔵にとって最高の映画デビューとなった本作の披露試写は、香川にとっても忘れられない夜になった。

出口のない海』は、9月16日より丸の内ピカデリー2ほかにて公開
出口のない海』公式サイトhttp://www.deguchi-movie.jp/
シネマトゥデイ) - 8月29日15時47分更新