宝島?

ゆかたを買ったのに、帯も下駄もひもも何もないので実家に帰ったついでに母に出してもらうことに。

納戸の奥の箪笥を開けるため、あれをどけ、これをどけ、まるで探検隊のようになったかのような母と私。やっと開いた箪笥の中には、アンティーク着物の山が…!!ぎゃー!まぶちい!
「なんでもっと早くこういうのがあるって教えてくれなかったの?」と問うたところ「えー?聞かれなかったから」と母。言ってくれればもっと早くから着付けを習おうとしたものを!

某アンティークきもの専門店で見たような着物がいっぱい。ああ、夢のようだよママン…。あれもこれもすごくかわいい。着るならあげるよという話なので、引越しが終わって着付けができるようになったら引き取ることにしました。ヤッホウ!!

そういえば母方の祖母は着物の仕立てをしていたのであった。姉と私の七五三の着物もおばあちゃんに縫ってもらったのだった。すっかり忘れていたけど。

もう10数年開けてなかった箪笥。中にはおばあちゃんが仕立てた母の娘時代の着物がぞろーり。しかも超かわいい。他にはおばあちゃんが仕上げられなかった作りかけの紋付羽織もあった。おばあちゃんの形見のきものも発見。懐かしい〜!おばあちゃん、これよく着てたっけ。亡くなるときまで着物で通したおばあちゃんだったのでした。洋装なんて一度も見たことなかった。

私が生まれたときにはもう彼岸の人だったおじいちゃんの着物や帯が出てきたのには驚いた。いやー、あるとこにはあるのねー、いろんなもの。「うちにある着物は、ぜーんぶおばあちゃんの作品だよ」と言った母はちょっと鼻たかだか気味だったです(笑)

キッチュなものからゴージャスなものまで、めくるめくアンティークきものと帯の世界。ちゃんと着られるようになったらもらってきちゃうわん♪早いトコ覚えなくちゃ。