ライフ・イン・ザ・シアター

世田谷パブリックシアターにて、藤原竜也市村正親の二人芝居『ライフ・イン・ザ・シアター』を観て来ました。

竜也君、サービスショット満載ですやん。

友人の計らいで2列目だったのですが、んもー竜也君にかぶりつきで観ましたよー♪シャツを脱いだお肌のキレーなこと。ぴっちぴちのお肌に汗が玉のように浮いて…このセクシーダイナマイト!!竜也君、脱ぎすぎっていうかアタシと姉、二人でハァハァでしたよ…。変態?いいのよ、わかってることだから…。

役者が役者を演じることの難しさというのはあるのでしょうか。それとも役者は役者を自然に演じられるものなのでしょうか。

ストーリーは劇場付きのベテラン役者と若手役者の舞台裏で進みます。最初は何もかも学ぼうとしていた若手が、だんだんベテラン役者の長い話にウンザリしてくる。おまけに説教臭いし、みじめ。若手役者はチャンスを掴もうとオーディションを受けたり。映画の端役をもらったり…。売れっ子になるのかと思いきや、遊びに行く金もなく、ベテラン俳優に無心をねだったり。

そう簡単にサクセスするわけじゃないんですよね、人間。世代も代わってく。かつて自分が信じていた常識も、変わっていく。取り残されていく人間はそれが悲しくてやるせなくて、自分を置いていってしまう者に対して少なからず嫉妬する。でも、嫉妬する自分は嫌い。売れていく若手を見るのも辛い。いくら役者としてどうあるべきか、どんなに立派な論説をぶっても、認められない役者ほどみじめなものはない。その悲哀が、時にユーモラスに、時に切なく演じられていた。市村正親、やっぱりすごい。「若さゆえの欠点を持てることが若さの特権なんだよ」という彼のセリフにはガツーンとやられました。かつては若かったから言える言葉。若い人にはわからないのね、これが。このセリフで自分に酔っている自分から目を覚ました藤原竜也君の表情も絶妙でした。

この二人芝居はいい具合の緊張感とユーモアが混じった作品だったと思います。小劇場作品、やっぱり好き♪またこんな芝居があれば観にいきたいと思います。

市村正親…シワシワ。でも体全体からそこはかとなく漂う雰囲気が、とてもかわいらしいひと。篠原涼子はいい人選んだなーって思った。喋りがとてもかわいらしいステキな男性。

藤原竜也…神様、おねがいだから彼の肉体の時間をこのまま止めてください!輝くばかりの笑顔と体と。いい…。彼はいい。