SAKURA LUNCH

生協の白石さん 会社の書棚に『生協の白石さん』があったので借りてきました。帰りの電車の中で読みましたが、笑えました。ウィットに富んだブラックユーモアが程よいパンチを効かせている白石さんの回答センスに、我が心の師匠、中島らもの『明るい悩み相談室』を思い出しました。「こまたの切れ上がった女の『こまた』とはどこのことを指すのか」「猫の額ほどの庭というが、実際、どれくらいの面積なのか」などの質問に対し、らもさんが迷回答を繰り出していたのが懐かしい。

白石さんに話を戻すと、彼はDEEP PURPLEのBURNなどを回答に使ったり、「単位がほしい」というカードに対して「私は単車がほしいです」と答えてみたり、なかなかロッキンロールな方のようですね、白石さんは。すっとぼけた回答、老成したものの言い回しから、冗談のわかる定年間際のオジサマを想像していたのですが、案外お若いらしいです。

ひとつ参考になったのは、どんなにおバカ且つ理不尽な質問や要望に対しても、相手の心証を損ねることなく、うまくお断りしている点です。なかなかこういう受け答えはできません。私も白石さんのように、すっとぼけた回答で相手を傷つけることなく、やんわりと受け答えをし、かつお断り上手になりたいと思います。

ところで、私が白石さんに出したいカードは以下の通りです。「牛おいて。」これでは要望が弱い。弱すぎる!!私はベランダで飼えるウシがほしいです。(←三谷ファンならわかりますね。)もしくは個人的趣味で、手乗りパンダ、手乗りコビトカバ、手乗りブタのどれか。どれか一匹ほしいです。

本日はとてもよい天気でした。会社の近所に桜のトンネルがあります。そこをドカーンと眺められるお店で友人二人とランチをしました。上の写真は桜のトンネル。下の写真は、ランチをしたお花見テーブル(オープンテラス席)から眺めた桜。席は半地下だったので、ちょうど自分から見えていた景色そのままです。

おいしいものを食べて、楽しいおしゃべりをして、きれいなものを見て、とてもゴージャスなランチタイムでした。

また桜の散る頃にあの席でランチしたいなあ♪