東京ゾンビ 

浅野忠信哀川翔の『東京ゾンビ』初日。ミーハーなので舞台挨拶も見てきました。

おお、ホンモノだー!浅野忠信、かっこい!哀川翔はテレビとかで見る、そのまんまの感じ。ムードメーカーのお兄さんといった感じで好印象でした。撮影中の苦労話として、浅野ちんが「柔術やってるシーンで、アフロのヅラがずれそうになるので、がっちり押さえてました」と言うと、翔がすかさず「アフロなんて、ちょっとくらいずれても目立たないけど、ハゲがズレたら問題だよ?」って、大爆笑!確かに、ハゲのヅラがずれたらシャレになんないですね。通路側の子、浅野ちんに握手してもらったみたい。いいな〜。

で、映画。アフロのフジオとハゲのミツオの友情物語。思い込みの激しいミツオ、ボケのフジオ。フジオはミツオを完全リスペクトしていて、ミツオがフジオの人生の師匠になっている。全編を通してブラックユーモアに満ちているんだけど、なぜかほのぼの。これはフジオ役の浅野忠信の力が大きかった。ちょっとマヌケでかわいかった。ミツオとフジオの掛け合いも、本当に息がぴったり。撮影、楽しかったんだろうなあ。

笑えるシーンが圧倒的に多いけど、ちょっと胸がきゅーんとする場面があった。格闘シーンで「ミッちゃん、俺のこと忘れちゃったの?」ってフジオが聞くシーン。フジオちゃんのこと、思い出してあげてえー!って、ハラハラしながら見てました。

あとね、古田新太がね、良かったんだよね。ひたすら俗なアホに徹していて。似合うわあ、ああいうギラギラした役。

映画の出来としては75点くらいかな。『真夜中の弥次さん喜多さん』が気に入った人ならたぶん楽しめるはず。


■本日の夕食。
あじ1パック158円也。マリネにしました。あじの下処理ってどうするんだっけ?というわけで、実家の父に電話して教えを請う。その甲斐あって?わりと上手にできました。Vironで買ったジャガイモとモッツァレラのフォカッチャと一緒に食べました。ごちそうさまでした。