イルカの煮込み。

おでんのおいしい季節ですね。おでん大好きじゃ!東京では見ませんが、特に黒いはんぺんが大好きなんだぁー♪つみれのようでつみれじゃない。黒くて半月型で片側がへこんでる。噛んだ瞬間、「おさかなヘヴン…」という気持ちになります。

ワタクシは根っからの静岡県民であり、大正ヒトケタ生まれのじいさんばあさんと同居の家庭に育っておりましたので、食卓に上るオカズも必然的に年寄りじみていました。しかし、ウチのじいさんというのが、なんというか理解できない味覚の持ち主で、好きな食べ物はなんと、「イルカの煮込み」だったですよ。食卓に上る、ブロック状のイルカ肉…。オエー!!!大声ではいえませんが、今でも水族館でイルカを見ると「イルカって食えるんだよな」と思ってしまいます…。私は一度も食べたことありませんが。(←ここ重要。)で、このじいさんがイルカの他に好んで食べていたのが、はんぺんだったです。

子供のころ、私にとって「はんぺんは黒いもの」でした。白いはんぺんが存在することに衝撃を受けたのは小学校5年生の冬。なんだかものすごく高級そうに見えたのを覚えています。(今でも白いはんぺんを見ると超高級そうな気がしてしょうがない。)黒はんぺんって静岡県独特の食べ物だったということが最近になってわかりました。

おでんの具で好きなのはナンバーワンで「つみれ」なのですが、実家で食べるなら断然「はんぺん」(←もちろん黒)で決定。食べたくなってきた…。

ちなみにイルカを食べる習慣も静岡県東部独特の風習らしいです。イルカレシピなどについてはこちらに詳しいようです。http://www.ekoda.gr.jp/azuki/whale-eater.htm