Zガンダム〜恋人たち〜 

ガンダム@上野の森美術館

ツレと『機動戦士ZガンダムII-恋人たち-』を観てきました@新宿。

フォウ・ムラサメの声がオリジナルと違うということで、ファンの間では抗議運動みたいなのがあったようですが、私的には全く気になりませんでした。少女らしくて良かったように思います。

ファーストは、大人にならざるを得なかった(他に選択肢がなかった)少年少女たちの物語でしたが、Zは都合のいい大人を目の当たりにしてきた子供たちが、こういう大人にはなりたくないとあがいたり、1年戦争で大人にされてしまった少年たちが、30代を目前にして戸惑っているという、それぞれの年代の等身大の物語であると私は捉えています。そういう意味では、『恋人たち』のカミーユやフォウ、ファの幼さがTV版よりかなり強調されていた演出がとても好ましく思われました。シャア様のニブちんぶりも絶好調♪モテるのに全くわかっていないところがラブ。

今回は何が良かったって、アーガマとかラーディッシュ、アウドムラなどの飛ぶ系のメカの立体感♪すごいグッときました。アムロやシャアの出番は少なくて、最初から最後までカミーユの独壇場。シャアのファンには物足りないかも。TVシリーズではけっこう重要な場面だったあれやこれや出てこなかったし。

でもね。情けない大人の代表みたいなシャアは満喫できました。「宇宙に出るのが怖いか?私は怖い」っていう名台詞キター!!私は1年戦争の時のシャアも大好きですが、どっちかっていうとZや逆シャアの情けない感じのほうが好きなので、本日もハートわしづかまれ。

Zガンダムの世界は「ニュータイプの、ニュータイプによる、ニュータイプのためのガンダム」という感じです。1年戦争から7年後に、あんなにたくさんのニュータイプ(強化人間を含む)が誕生していること自体すごいです。そしてZの映画は「Zファンの、Zファンによる、Zのための映画」だと思います。TVシリーズを知らない人には理解できなさげです。知っていても「えっ、もうここまで話が進んでるの?」みたいなとこがあったし。今回は、ニューホンコンの部分がすごく丁寧に描かれていたのが個人的には嬉しかったです。そしてハマーン・カーンの登場!ハマーン様カッコイイ…。ウットリ。来年3月に公開予定の最終章がすっごくすっごく楽しみです。

映画館で並んでる時に、「GUNDAM GENERATING FUTURES 来たるべき未来のために」が上野の森美術館に来ていることを知りました。しかも今日から。夏に大阪でやってたイベントで、行きたかったんだー。映画が終わったのが4時。美術館は閉館6時。

わたくし「上野かあ。まだ間に合うよね。行っちゃう?」
ツレ「行っちゃう?」

ということで、上野の森美術館@上野に移動。1/1コアファイターがババーン!と目の前に出てきた時は揃って「おおー!」と叫んでしまいました。超グロいセイラさんとか、はっきりと姿を現わさないララァとか、ザクがいっぱいいたりとか、まあ、いろいろ。目玉は「ニュータイプ適性検査 by フラナガン機関」。複数の審査を通過しないと次のステップに進めないという、ファン泣かせのコーナー。大阪では、これをやりたいがために何度も足を運んだツワモノがいたと聞いております。私も挑戦してみました。気合十分。が、1問目で撃沈。…いいもん。シャア様だってニュータイプのなりそこないだもん…。典型的オールド・タイプの私が合格できるわけないじゃん…。と、眼前で合格した小学生を横目に、ふてくされて退場。

展示が一通り終わったところでグッズ売り場に。うわー、ガンダムベアだぁ!ガンダムシャア専用ザク、ザク、ドム、グフの5種類があったのですが、本日のところはガンダムシャア専用と、ザクの3体を購入しました。(本日のところは、って、あんたまだ買うつもり!?)いやー、ほら、どうせ買うならドムは3体で買うべきじゃないですか、やっぱし。グフはツノが付いてなくてちょっとわかりにくかったし。もう1度ニュータイプ適正検査を受けてみたいので、12月25日の終了日までにもう1回行こうと思います。そんでドムベアを3体買う。この後、茶でもすっか、と移動@品川。

ツレの職業はちょっと特殊な職業のため、話をしていると、実生活には何ら役に立たない情報をたくさん吸収することができます。本日も役にたたない情報をたくさん吸収してきました。

そして帰宅。山手線1周しちゃった。本日は濃ゆい1日でした。楽しかったけど、帰り際、雨でパンフレットが濡れてシワになっちゃった(泣)

風邪が流行しているので、イソジンうがいにプラスして、鼻うがいに挑戦。どきどき。あ?案外できるかもー。