東京国際映画祭7日目。

東京国際映画祭7日目です。…マジ死んだ。


え?なんですか?もう一回ゆって?通訳がいない…?通訳をやれ…?ダレガ?アタシデスカ?ステージニ、アガレ?イマスグ?シュウロク?…って、なにそれ!?うそでしょ!?でも状況はアタシにNOと言える権利を与えてはくれなかったのでした。仕方なく登壇…。ああ、もう何もかもが真っ白だぁ。


ステージで何をしゃべったか覚えておりません。女優ライトが眩しかったことくらいしか覚えてません。真っ白に燃え尽きてステージを降りた後、同僚に「オッケーオッケー!」といわれたことは覚えてますが、この後もやること目白押しで、燃え尽きている場合ではなかったのでした。いや、もう、我ながらよくやった(泣)今日、ウェブサイトをチェックしたら、バッチリその時の模様がアップされていたのですが、どれくらい自分が挙動不審なのか、想像するだに怖すぎてまだストリーム映像を見ていません。


ようやく21時20分ごろに解放されたのですが、10分後には『呪い』と、ジャ・ジャンクーも一本担当してるオムニバス映画『この一刻』の上映だというので、仲間と劇場に駆け込みセーフ。ふと思い出した。朝というか昼というか、木村屋のあんぱん一個食べただけなんだった。キャラメルポップコーンとファンタメロンを買いこみ、(超ジャンクフード)劇場に入ったはいいんだけど、サスペンス映画だったので、物音一つたてることもためらわれ、結局10粒くらいしかポップコーンも食べられなかった(泣)映画はフランシス・ンがカッコイイようなカッコ悪いような。中国映画には珍しいタイプの作品でした。


『この一刻』のオムニバスの中では、男の子が卵を孵す、という作品が気に入りました。あっためていた卵が、車を避けた瞬間にグシャッ。でもくじけずに、もう一度トライ。ある日、目覚めると枕元にヒヨコが…!そこにルー・リードの『Perfect Day』が流れてきたではありませんか。ギャハハハ!!ちょーうける!!ガキンチョがヒヨコと朝日の中で戯れるシーンにルー・リード!この監督は大変にギャグのお好きな人とお見受けしました。好き、こういうの。



23時半から監督によるティーチ・イン。フンフン…なるほどね、って聞いていたのはいいけど、終電があ!日比谷線の最終に駆け込み&飛び乗ったはいいけど、逆方向。ふおあー!帰れない!どうしよっ!最悪、銀座の寝られるマンガ喫茶で夜明かししようと思ってたけど、茅場町からなら東西線に乗れることを思い出し、なんとか最終に間に合いました。ここんとこ連日こんなスリルを味わっていました…。


ようやく最寄り駅に到着。1時半。おお、なんだか急におなかが空いてきた。でももう、ラーメン屋しか開いてない。でもラーメンでもいい。食べたい。食べたいんだよううううう!と、なぜか半泣きで一風堂に入る。あったかいラーメン、美味しかった。今までこんなにラーメンが美味かったと感じたことはなかったかもなー…。


明日はオフ。あさってはいよいよクロージング、祭りの終わりです。