会津若松 かけめぐりまくり。

ランチのほんの一部。死ぬほど美味かっ

約3時間の睡眠の後、ホテルをチェックアウトして会津若松へ。電車は1時間に1本。乗り遅れたら大変!でも時刻表には「快速」って書いてあるのに、快速では止まらないはずの駅とかにいきなり停まるのやめてください。彼の地には11時半ごろに到着。おー、いきなり白虎隊の銅像が。

観光客用のレトロ仕様バス「ハイカラさん」とゆーものに乗り、市内を巡るはずが、これもまた30分に1本、しかも一方通行ときているため、自分の行きたい場所に思ったようには行けないという罠が。でも1日乗車券500円分は乗り倒したつもり。

会津若松駅⇒渋川問屋⇒斉藤一のお墓、お三階のあるお寺⇒野口英世青春通り⇒鶴ヶ城・茶室⇒武家屋敷⇒飯盛山・さざえ堂⇒東山温泉⇒鶴ヶ城会津若松駅

観光施設はだいたい5時で閉まっちゃうので、駆け足もいいとこだった。しかも着いてすぐには感覚がつかめなくて、3時ごろまで「あーでもないこーでもない」とウロウロしてしまったので、鳴沢本陣とか御薬園とか行けなかったうえに、鶴ヶ城武家屋敷も駆け足で、入って見た程度。もっと時間かけたかったー!思わず野口英世記念館でまったりしてしまい(←カフェ併設)失敗した…。でもエスプレッソ、すんごい美味しかった。

ヒットだったのは、別に行くつもりもなかった渋川問屋。郷土会席の料亭。なんと、みっしーが『憂国の間』と名づけたお部屋があるとゆーではありませんか!!知らなかったのよ、こんなところでみっしーの名前に出会うなんて!見学させてくださいとお願いしたら、お食事していただかないと…とのことだったので、急遽ここでランチ。このランチっつーのがすんごい大ヒットでね♪一番安いのでも2100円コースなんだけど、超満腹。メニューは、食前酒(にごり酒)、にしんの山椒漬、にしんの昆布巻、棒たら煮、紅鮭の押し寿司、こづゆ、にしんの天ぷら、季節のまぜごはん(えだまめ♪)、そば粒がゆ、水菓子(スイカ)。もー、どれもこれも叫びたいくらい美味しかった(泣)食事の後、憂国の間へ案内してもらって写真もばっしばっし撮ってきました。2.26事件で唯一民間人として処刑された渋川善助の取材に訪れた作家は松本清張三島由紀夫らとのことですが、その際にみっしーが『憂国の間」と勝手に命名したそうです。おちゃめさんなんだからー。

ここで雷雨に出会い、ほぼ2時間近くを渋川問屋で雨宿りするはめに。だって、これじゃあどこにも行けない〜!さいわい渋川問屋は私的には見どころたくさんだったので、時間を有意義に過ごしましたが。

会津新撰組ゆかりの土地でもあるわけですが、観光客の多くには、白虎隊のほうが通りがいいみたいです。彼らが自刃した飯盛山、登ってきましたが、すっごい階段を上らねばならず、私はズルをしてエスカレーター(有料)に乗りました。だってさざえ堂、5時で閉まっちゃうー!結局、さざえ堂は6時まで開いてて、ガックリしました。あ、でも建物自体はすごく面白くて2回も登って降りてしまいましたが。バカです。白虎隊の自刃の地という場所があったのですが、なるほど、微妙にお城が見える+会津地方が一望できる。なんでこんな山で!?とハーハーしながら階段を上りつつ考えましたが(エスカレーターを降りても更に階段が!)、お城と故郷の見えるここで…という彼らの気持ちがなんとなくわかるような気がしました。本当はどうなのかわかりませんが。お城にも、白虎隊の展示が多く、ほんっともっと時間があれば…orz

そして最後の目的地、東山温泉へ。ここ、駅から15分くらいでいいわあ♪ふつう、温泉ってもっと遠いのに。庄助の宿滝の湯で日帰り風呂。ちょうど夕食時で、お客さんがひけてしまい、ほぼ1時間くらいひとりで露天風呂だのサウナだの独占。ここの露天風呂、滝が目の前をゴー!と流れているのが見えてナイス。足湯状態でぼけーっと2時間をすごして帰路に。

帰り、タクシーの運転手さんにお願いして夜の鶴ヶ城へ連れてってもらった。今の期間中、夜もライトアップしてると聞いたので。ガイドまでしてもらって、駅までのお値段2800円。安い…!すごくいい運転手さんで助かりました。郡山へ戻る電車もそれほど待たずに乗れたし。満足。

しかし、問題はおなかがすいたこと。渋川問屋でランチした以外、なんーにも食べてない。でも、郡山で駅弁買えばいいよねって思って、会津若松駅で何にも買わなかったのが間違っていた。またもや快速といいつつ、停まらないはずの駅に停まりまくりの磐越西線。時刻表に載ってない名前の駅にばっかり停まるので、車掌さんに「これ、郡山に着きますよね」って聞いてしまった。だって、外、本当にまっくらで何にも見えなくて、超不安だったのよ!しかも次は最終電車っていう運行スケジュールだったし。「こりゃー変則の快速でね、不定期で停まる駅が変わるんだ」と車掌さんが言ってましたが、勝手に変則にしないで…(泣)っていうか何のための時刻表なのか。おまけに車両不良とかで20分近く遅れて郡山に到着。

郡山に着いたら既に21時半を回っており、駅弁屋もドトールタリーズもフードコートも閉まってる…!アタシ駅弁好きなのにっ!新幹線といえば駅弁じゃんよ!半泣きになりつつ駅をウロウロし、結局コンビニで賞味期限ギリギリのサンドイッチと、べこの乳発コーヒー牛乳を購入して新幹線の最終に乗った。そしたらいきなり車内販売が駅弁を売りに来た(号泣)

さすがにもうみんなドロンドロンに疲れてるみたいで、車内はとっても静か。ところが私が寝れないんだな、乗り物の中で。飛行機の中でも寝れないのでいつも長丁場のフライトでは死にそうになってた覚えが。ぼーっと外の風景を眺めつつ宇都宮を過ぎ、大宮を過ぎ、上野を過ぎ、ようやく東京駅に到着。

あれ、こんなにさびしい場所だったっけ、東京駅?っていうくらい人がいなかった。でも中央線に乗り換えた瞬間「チッ、ほんの3時間前には東山温泉でまったりしてたのによー」とやさぐれた私はやはり都会ズレした模様です。

会津若松、すっごい楽しかった!今度はちゃんと泊りがけで行くぞー♪