Idioteque

Kid A昨夜は帰り道に雪が降った。寒いわアタマ痛いわ、さんざん。一晩、片頭痛に苦しんで何とか復活。今回は薬も効かなくてマジ苦しかった。うーん、病み上がりの映画は体力を消耗するなぁ。そう考えると11月〜12月の雷蔵祭、体力も気力も絶好調だったんだと実感。今回の増村保造祭、結局見れたのは『清作の妻』だけだった。今日までだったんだけど、しんどい。映画を観る体調じゃなかった。

今日はゆっくりしよう…なんて思いつつ、こういう日に限って天気が良かったりするもんだから布団を干したり部屋の掃除してみたり洗濯してみたり風呂の掃除をしてみたり、買い物に出かけたり。紅茶を切らしていたので買いに行く。美味しいお茶をチャイナで試飲させてくれるお店に行った。(←せこい。)うーん、至福!!最近はフレーバーティーばかり飲んでいたので、本日は王道、ダージリンオータムナルとアッサムを購入。今日行った店はお茶も飲ませてくれる上に安い+それなりに美味しいのでスキだ。アッサムはあとでミルクティーにするのだ。クローブとシナモンでちょっと煮出してもおいしそう。フフ。あと、ちょっと変わったジャムを買ってみた。オレンジ&モルトウィスキー。おいしいけど、朝パンにつけて食べたら酔うかも(笑)

街中で行列が。先週、王様のブランチか何かでまた特集が組まれたうえ、今週のHanakoでも特集だったので、いつもより町全体が混んでる。吉祥寺は好きだけど、人ごみが時々うっとうしい。いつも混んでるサトウのメンチカツの行列、いつもより人が多いなあと思っていたら、なんと同じ通りにある吉野家の行列とW行列だった。今日だけ牛丼復活だってことで並んでたみたい。ふえー。東京に住んで5年目ですが、上京した当時、ついていけない…と思ったのは東京の人たちの行列好き。桜の季節になれば、井の頭公園なんかバーゲン会場より混む。なんでみんなそんなに並びたがるのだ!!(雷蔵祭で並びまくったのはどこのどいつだ。)

時々ムショーにRadioheadのIdiotequeが聴きたくなる。だいたい寒い日に限る。組み合わせて聴くのはなぜかPrince(笑)そして何故かメソメソとオフコースなんかも聴いてみる。うわああ、なんだかアタシ弱ってる!?

そして腰がムチャ痛い。今日は掃除で無理したからなー。ウッ…姿勢を変えるだけでも激痛が…!もしかして咳したついでにぎっくり腰でもやっちゃったんだろうか。可能性としては十分ありえる。チクチョー!なんだっていうんだ!私が何をしたー!(もしや生活態度を改めなさいというお空からの啓示なのでは。)

えげれすのちゃーるず皇太子が再婚したそうで。http://news.goo.ne.jp/news/picture/jiji/20050211/2295782.html カミラさーん!!ネックレスずれてるよ!爪のお手入れされてないよ!女としてヤヴァいレベルだよ!後ろで妙な視線を投げかけながら舌なめずりをしているように見える男がビミョウな写真ですなー。

…本気で腰が痛い。正直、息しても痛い。座ってるのも辛い。風邪の次はぎっくり腰かぁ…(T△T)どう考えても咳のせい。下記、腰痛の友、藤田玲司さんです。『ギャラリーフェイク』、文庫10冊目まで読みました。途中から冒険色・オカルト色が抜けた!アートディーラーの話らしくなってきたー♪ルーブル美術館でヴィーナスの腕の石膏型採ったあたりから完全にはまった。あのオカルト冒険じみていた時期って、作者がスランプ時期だったんだろうか。でも、とにかく何よりフジタが腰痛で苦悶の表情を浮かべるシーンが身につまされて身につまされて「わかる、わかるよそのその痛み!そういう昆虫みたいな顔になるよね!」になってきて、完全に腰痛の苦しみを分かち合う友の状態。本気で痛い(怒)

ところで、アニメ版のフジタは少々若々しすぎやしないだろうか。原作ではもっとヨレヨレ、半纏羽織ってパチンコに行っちゃうくたびれたオッサン風味が効いてるんだけど。

まだ文庫で出てる分しか読んでないので、最終巻までがどんな話になってるのかわかんないのですが、この作品についていろいろ調べたところ、「美術界のブラック・ジャック」という異名があるらしいですね。うーん、言い得て妙!そうそう、常に億単位の金が動くし、かなりずるいことしてるくせに、適当にいい人なんだよね、フジタ。一話読み終えるごとに「うーん」と思ってしまう心にくいエンディングなんかまさにブラック・ジャック

そういえばアニメ版の『ブラック・ジャック』は原作より「かなりイイ人+かわいい」のですが、不思議と違和感がないんですよね。それなのに『ギャラリーフェイク』のアニメ版ではフジタがヨレヨレ中年じゃないというだけで「えー!!!うそーん!オトコマエに描きすぎ!」と思ってしまい、違和感感じまくりなのは何故でしょうか。(アタシがジジ専だからというツッコミはナシの方向でお願いします。)頼む!フジタにもうちょっとヨレヨレ感を…!猫背を…!ジジむささを…!神経痛持ちのオッサンぽさを…!インテリのイヤらしさを…!中年男の哀愁を…!今のままでは単なるカッコイイ画商になってしまう。

というわけで、原作は回を重ねるごとに面白いです。早く文庫版11巻以降が出ないかなー?待ち遠しいよー。フンフン♪