この一週間

発熱から5日目。今朝も38度。絶対にあの病院の診察はおかしい…ということで、思いきって違う病院に行ってみました。そしたら色々検査してくれて、インフルエンザじゃなかったことが判明しました。ガーン。受付で存在を忘れられていたらしく、1時間も待たされたけど(T_T)

だいぶ消耗してるので点滴のついでに採血しますよー、とのこと。ところが血が出ないという。「うーん、刺さってるんだけどね」って看護婦ゴルァー!いってえー!!!ぜってー違うとこ刺さってる!針で太目の血管を探りつつ、「あー、もう左腕はダメね」って、このドへたくそー!結局、右腕に刺してもらいましたが、左腕が紫色に腫れあがりました。ちくしょー、踏んだり蹴ったりってこういうことを言うんだな。

まあ、そんなこんなでウツラウツラしながら1日を過ごしましたが、さすが点滴の威力はすごい。今朝まで水分を取るのも辛かったけど、点滴が呼び水になったみたいで、夕方にはお茶もごっくんごっくん飲めるようになりました。頼むから週末でどうにかなってもらいたい。がんばれ、私の体。

あのヘタクソな看護婦が「うーん、うーん」とうなりながらワタクシの血管と格闘している間、アタマの中で「本当の医者を呼んでくれよ、本当の医者!」というセリフが甦りました。真田広之、大地康夫、薬師丸ひろ子主演の『病院へ行こう [VHS]』のワンシーン。この映画、誰が見てもかなり面白いので、おすすめ。

中でも真田広之(患者)が、薬師丸ひろ子(ヤブ医者)に酷い処置をされているシーン。階段から落ちて複雑骨折をしている患者。鎮痛剤を患部に注射してもらうはずなのに、なんだか違う痛みが。おかしい、と思って体を無理やり起こすと、超へたくそな注射の処置をしようとしている医者が。そこで彼が叫んだ一言が「本当の医者を呼んでくれよ、本当の医者!」

他にも車椅子でお出かけしちゃったり(駅でエスカレーターに乗るシーンが可笑しい)、注射のヘタクソな医者に対して「そういう角度じゃダメだ」とダメだしをする自称ベテランの患者がいたり、ほんっとおかしい。

おかしいといえば点滴してもらってる間、何人か仕切りの向こうで診察を受けていたんですが、全員オバハン。しかも全員高血圧で、上が150とか、ありえない数字を叩きだしていました。おまけに全員先生の話を聞いてなくて、何度も同じ話を繰り返す。なんでそんなに理解力がないのか。中には絶対アタマおかしい人もいて、医者も大変だなって思った。だって酸素カプセルがどうのこうの、途中で医者もイヤになったのか、「それ、マイケル・ジャクソンが持ってますよ。ぼくみたいな内科じゃなくて気功とか行って診てもらったほうがいいんじゃないですか」ってヤケ気味にゆっていたのがおかしかった。先生、がんばれ(笑)