予想。

スリーピー・ホロウ<DTS EDITION> [DVD]ウッシャー!キター!アカデミー賞主演男優賞ジョニー・デップが無事ノミネートされました。オスカーの受賞者は「やっぱりね」と「ダークホースで来たか」と「おっ、意外!」の年がありますが、今年は「おっ、意外!」でジョニー・デップに軍配が上がることを期待します。

個人的にディカプリオは『ギルバート・グレイプ』での演技がピークだったと思ってますが、まだ『アビエイター』を観ていないのでどうとも言えません。映画界のドン、ハワード・ヒューズを演じた+ゴールデングローブ獲得した+アカデミーはハワード・ヒューズに弱いことを考えると、「やっぱりね」はディカプリオかな、と。

「おっ、意外!」にはジョニー・デップを推します。(誰!?ただスキなだけでしょ、とかゆってんの!)ジョニーのすばらしいところはいろいろありますが、どんな役に扮しても、役柄に与えられた人間のアクセントをほぼ完璧にマスターできるトコでしょうか。今回は上流階級バージョンのコクニーが大変自然でした。あ、また『スリーピー・ホロウ』が観たくなってきた。あの映画、大好き。

どうしてもファンタジーというものを受け付けられないワタクシですが、ティム・バートンの映画は大好き。『ロード・オブ・ザ・リング』も『ハリー・ポッター』もダメ。原作を読もうともしないし、映画を観ようとも思わない。でも、何かの拍子ではまっちゃったりするのかなあ…?いつ何がきっかけになってどう転ぶかわかんないですからねぃー。

役者のアクセントといえばその昔、ブラピがIRAアイルランド人テロリストに扮するアクション映画がありましたが、あの時の彼のアイリッシュ・アクセントもどきは…役者として…どうなんだ…。ある意味忘れられない。あっ、フォローもしとこう(笑)『リバー・ランズ・スルー・イット』のブラピは凄かったです!あの映画での彼はマジ本気で凄いです。

ユアン・マグレガーも大好きですが、彼がアメリカ人、しかも南部の人間に扮した映画のアレもかなりダメだったな…。「ぼく、英国人ですが、一生懸命米国語を喋ってます!」って感じで無理ありすぎた。ジョン・ウェインに「英国語を喋れ」っていうくらい無理があった。

「おっ、意外!」にはもうひとり、クリント・イーストウッドを推します。映画観てないから何とも言えないけど、多分。アカデミー、イーストウッド好きだし。

「ダークホース」にジェイミー・フォックスジム・キャリーと一緒に『In Living Color』に出ていた時代を思い出すと、ふたりともずいぶん出世したなあと思う。あの番組があったからこそ今やってる『MAD TV』が世の中で市民権を得たんじゃ、っていうくらい人種ギャグ満載の番組だったけど、大好きだったわん。ところで、レイ・チャールズの米国内知名度と功績を考えると、ジェイミーの受賞もアリか?と思いつつ、本人じゃないしな、という気もしないでもない。

というわけで、私のアカデミー賞受賞予想(主演男優賞のみ)でした。

■本日のご本
有吉佐和子香華』。あら、案外厚みがある。今日から読み始め。