なにわバタフライ
さーむーい…。底冷え。
■できればDVDレコーダーが当たってほしかった
ピンポ〜ン。んもー、ナニよこんなに朝早く…と思ったら、お届けものデース。だって。受け取るようなものあったっけ、と不審に思ったので、差出人を聞いたら加入しているケーブル会社からでした。もしかして年末に応募したDVDレコーダーでも当たったか！？とウキウキしながら出たら小さな包み。「ショコラケーキ」でした。すみません、確かにショコラケーキも応募しましたが、DVDレコーダーにも応募したはずなんですが。なんですが！DVDレコーダー持ってこい！！…というのは1/10くらい冗談で、この近辺でも評判のお店のショコラケーキなんで嬉しかったりして。ブランデーが本気で効いてて美味。
■なにわバタフライ＠PARCO劇場
http://www.parco-mitanikoki.com/web/naniwa_butterfly/
三谷幸喜作品、初の一人芝居。お昼にお姉ちゃんと新宿で待ち合わせ。さぶすぎ…。なにこの寒さ！寒空の下、歩くのもイヤなのでパルコでランチすればいいよね、とか言ってたんだけど、どこも決め手に欠けたためセンター街をうろつく…けど、結局イタトマに落ち着く（笑）食事を済ませてパルコ劇場に移動。恒例のお花観賞会。（←ロビーに飾られている関係者への花の観賞。）おおっ、『新選組！』関係者からのお花も多数。なぜかピーターから蜜柑の鉢植えが。なんで？過去作品のポスターがロビー内に展示されていた。西村雅彦と近藤芳正の『笑の大学』、生で見たかった。『ダァ！ダァ！ダァ！』のポスターの写真、松下由紀と伊原剛志の二人があまりに若くて、今と違って、笑った。『Vamp Show』のポスターの前を姉が足早に通り過ぎていく。この作品のDVD、２年も私から奪いっぱなしなので、やましいらしい。
三谷アナウンスが流れ、思わずにんまり。早く始まらないかなーってソワソワ。マリンバとパーカッションのお二人が登場、澄んだ音色と軽やかなリズムが鳴り響く中、ミヤコ蝶々に扮した戸田恵子が登場。舞台上の小道具や衣装が「えっ！」という変貌を遂げていく。なにもそこまでしなくても、という小道具利用のギャグ。でも、ひとり芝居ということを考えれば、そういう小さなつなぎ部分でも客のハートをつかんでおかないと間が持たないんだろうな、と。
戸田恵子が喋り続ける。マチルダさん（笑）やアンパンマンで鍛え抜かれた声を惜しげもなく高らかに張り上げながら、喋る喋る。蝶々じゃなくて喋喋じゃないのかっていうくらい喋る。笑いとは。芸っちゅうもんは。人生っちゅうもんは。女のシアワセっちゅうもんは！草刈正雄とは！ついでに何で池畑慎之介から蜜柑の鉢植えが届いているのか！
笑う場面はたくさん。その数えきれないほどの笑いの中身が実は切なくて、どこで笑っても、涙がじんわり滲むような笑いだった。だのにしんみりしすぎない小気味良さが最後まで貫かれており、最後は姉と共に唸りました。ひとり芝居だったのに、なんだかたくさんの人に出合ったような気がしたのも不思議。
姉と舞台を観にいったのは去年の『ミス・サイゴン』以来ですが、姉妹で出かけるのってこんな時だけ。大人になってから共通の趣味が見つかりました、というよりは姉に引きずりこまれました。今後も是非こんな感じでおごっていただきたいと思います。実は今日の舞台も姉のオゴリでした。ゴチ！！
パルコを出ると雪。劇場に入る前よりは温かく感じた。なんでかな〜。
■おかあさんといっしょ。
姉から聞いた話。『おかあさんといっしょ』の収録に姪が当選したそうです。来月収録ということで、服のショッピングに付き合わされました。あれって１番組１発撮りなのだそうです。最初にうたのお兄さんやお姉さんと踊り、動きのいい子が選ばれて、「デ・ポン！」に出られるのだそうです。子供の世界にも厳しく狭い門があるのだと知りました。収録場所も狭いらしく、たとえ兄弟がいても、本人とお母さん（もしくはお父さん）だけしか来てはいけないのだそうです。保護者の観覧席もむっちゃ狭いらしく、キツキツの中で１時間を１発撮り。
適度にグズる子は、お兄さんとかお姉さんに遊んでもらえるのだそうですが、極度にグズる子は退場らしいです。私はあの番組内ではアニメの「パンツぱんくろう」が一番スキです。実家に帰ると必ずやっている番組なのでいつの間にか覚えました…。子持ちじゃないのに、『おかあさんといっしょ』に詳しい自分が怖い。
ショッピングの結果、適当な服が見つからず、姉は「駅弁大会やってるから駅弁を買って帰るもん！」とふてくされながら帰りました。
■今週の大河ドラマ『義経！』
画面を見ないで声だけ聞いているとマルクル君だね！（って本人だから。）家の中の掃除とかしつつ『義経』をチラ見。姉もゆってたですが、今年の大河は、大河の原点に戻ったキャスティングと脚本だよね、って。去年が特殊過ぎたのは否めないけれども。『新選組！』が面白すぎたんだよ…。
美輪サマ登場。ああ、ステキなお声。『もののけ姫』のモロを彷彿とさせる演技。さすがの存在感。あのー、私は美輪様の大ファンなんですが、あのカナリヤ色の髪より、こっちの髪の色のほうがステキか…も…。でも一番お似合いだと思うのはウォルナットブラウンのショートヘア。
あっ！出た、家系図！ガーン…！六波羅さまはワタクシの父ではないと！私は誰の子なのですー！思わず飛び込んだ滝壺から出てきたら、マルクル君がタッキーになっておりましたとさ。いきなり水が滴るいい男になっていましたね。ウフフ…。かわいいなあ、タッキー。来週以降、私が今年の大河を見るかどうかはタッキーにかかっている模様。
