い・そ・が・し・い★

ツイン・ピークス ファーストシーズン [DVD]眠っている間も頭の中で何かが回り続けているらしい。気持ちに余裕がないみたい。自分の性分もあるのだろうけれども、なかなかイヤンな状態ではある。

今日は会社にいる間、ずっとお腹イター!!の状態だったのが、会社の帰りに電車に乗って、終点で降りたら治ってた。過敏性腸症持ちなので、気づけば「お腹イター!」とか言ってるので、今さら症状に驚くことはないけれど、なかなかどうして久しぶりの激痛だった。気持ちを落ち着けて、体も休めろというサインなのかもしれない。というわけで、今日はおとなしく真っ直ぐ帰宅。

昨夜完成したオニオングラタンスープ。本当はバゲットを使うんだけど、パイシートを被せてポットパイ風にしてみた。うーむ。イケる…!あとはサラダもりもり。どうやらミドリの葉っぱものに飢えていたらしいことに気づいた。

■転身
熱心な視聴者ではないけれど、ジェームズ・スペイダーがレギュラーになったので、放送されている時間帯にうまい具合に当たれば見ている。ジェームズ、ますます怪しさ倍増。あの「虚ろに泳ぎまくり」の目はあいかわらず。

80年代初頭はカミソリみたいに鋭い美貌の持ち主で、きれいなのに実は悪人という役がはまっていたけれど、『Sex,Lies and Videotape』以降、普段はおとなしくても、いざキレるとマジ怖いという役にはまり、『2 Days in the Valley』まで極悪人役が多くなり、今はテレビシリーズの本作品で辣腕かつ極悪、時には天使のような弁護士を演じているようだ。

最近、日本でも同じような傾向が見られるけれど、アメリカの芸能界はテレビ俳優と映画俳優に格段の差がある。格付けから言えば映画俳優のほうが上なので、映画界からテレビ界に転身するというのは、俳優としてステータスを下げたということになってしまう。テレビのCMになんか出た日には「終わった」も同然。

ところがここ数年、映画俳優が積極的にTV界に進出している。有名どころでは『Chicago Hope』のエリック・ストルツ、『Sex and the City』のカイル・マクラクラン『The Practice』のジェームズ・スペイダー、『Ally McBeal』のロバート・ダウニー・Jr.。いずれもハリウッド映画界で成功してきた俳優ばかり。先駆者としてのカイル・マクラクランの存在は大きい。

デイヴィッド・リンチドッペルゲンガー的俳優としてカルト映画界の人気者だったカイルがTVシリーズに出演したのは、たまたまリンチがTVシリーズで『Twin Peaks』を作ることになったから。カルト映画界の寵児は、あっさりとお茶の間の人気者になった。その後、多少の浮き沈みはあったものの、映画にもTVにも登用される俳優になった。

前述の俳優に共通するのは、全員が「いかにもサブカル好きが好きになりそうな俳優」であること。更に、テレビ界に転身しても、成功し、格下げどころか更に株を上げた人たちであるということ。逆パターンもあって、マイク・マイヤーズマイケル・J・フォックスレオナルド・ディカプリオジム・キャリージョージ・クルーニーなどはテレビ界から映画界に転身して大成功した人たち。

アタシも転身したい!でも何に転身できるのかと問われると、皆目わからない。