誠!と冬の運動会。

パンジー。可愛いでしょー。

久しぶりに目覚めスッキリ!嬉しい♪

■GO GO 高幡不動尊
去年いただいた護符を納めに行くだけのつもりだったんだけど、今年後厄だという余計なことに気づいてしまい、やっぱり後厄の護符ももらってきちゃった。高いよね、護符って。でもアタシ、高幡不動尊がスキだわ。お坊さま方がね。イケメン揃いでね。(わあー!何てよこしまな理由!)密教系のギラギラしたお袈裟も素敵だしね。神社仏閣って面白くてスキ。あちこち回って写真とか撮っちゃった。

護符もらった後は歳三見学(笑)日野近辺ではまだまだ『新選組!』は終わってなくて、あちこちに「誠」の旗がハタハタしてた。なんか嬉しくなっちゃう。名物の土方歳三まんじゅうとか絶賛発売中だし。というわけで、高幡不動尊で、土方歳三像の横にあるお札販売所で誠!の絵馬を買って納めてきました。願い事はシミツ!それにしても風が冷たくて凍るかと思った。


■お花
今週は家にいる率も高い上に、昨日美容院に行ったばっかしで気分もウキウキしていたため、お花を買ってみたりして!キャー♪ベルベットのような紫色のパンジー。安かったの。可愛いの。花瓶がないからジャムの瓶を代用。写真も撮ってみたりして。アレンジしようにも瓶の口が広くてまとまらない。うぅ…。我ながらセンス悪い…。年末に頂いたバラもいい具合にドライフラワーになってくれたし。お花はいいなあ♪そしてパルコで散財。くー!!今年はバーゲンに行かないって決めてたのにっ!駅前通りのバカー!

冬の運動会 http://www.ntv.co.jp/undoukai/
菊雄役の岡田准一君が素敵だったのなんのって!ウットリ。最近の彼の男っぽさにおける成長っぷりは目をみはるものが。暗めの照明と、くすんだ色調の画面。最近のドラマにありがちの、カメラに向って役者が喋るといった下品な構図もなく、第三者の目を保ち続けた撮影部隊に感謝。設定には多少現代的なアレンジがあったものの、さすがは向田邦子原作だけあって作品自体が凄まじく良い。その上、豪華な役者陣も顔を揃えた。國村隼長谷川京子植木等樋口可南子寺島しのぶ柴田理恵、井川比佐志。よくぞこのメンバーでキャスティングしてくれたものだ。

セリフも間合いも素晴らしい。岡田君のナレーションも、素っ気無いようで朴訥な感じが良かった。おじいちゃん(植木等)が、亡くなった愛人(寺島しのぶ)の指に、彼女の好きだった色でマニキュアを塗ってあげるシーンが泣けて泣けて。もしアタシが死んだら、誰かに同じことしてもらいたいって思った。靴屋の夫婦が菊雄に靴を送って姿を消してしまった場面もたまらなかった。

去年、山口智子が久々にテレビドラマに出演した『向田邦子の恋文』も素敵だったけど、向田邦子が書いた作品ではなかったので、単調だったことは否めない。その点『冬の運動会』は本当の向田邦子作品で、セリフがいちいち心にしみる。「もし〜だったら」は禁物だけど、もし向田邦子が今も存命であったなら、柴田理恵と最強のタッグを組めたんじゃないかと思ったりして。

特記すべきはお母さん(樋口可南子)の「実は知ってるのよ」演技。地味なようで逆らいがたい凄みが効いている。極めつけは「じたばたしなさんな」のセリフ。どえらい女優である。靴屋の親父(井川比佐志)に対し、ビシャー!っと叩きつけた「あなたがたは子供のいない寂しさを菊雄で紛らわせていたんじゃないですか?」というセリフも然り。怖い…。改めて彼女の底力を見せ付けられることになった。

前半、あまり存在感のなかったお母さんが後半のクライマックスで最重要キャラクターになるという作品の構成の素晴らしさ。セリフの切れ。向田マジックは彼女が没して24年経った今も健在だ。来年は向田邦子が亡くなって25年目。本当に素晴らしい作品って時間を経てリメイクされても色あせることがないんだなあ、と実感。