ほらあー!!

Nowhere■RIDEキタ━━━━━(゜∀゜)━━━━━!!!!
遁レコのサイトにお邪魔したら、アダチさんにRIDEがキてるらしい。(as of Nov.30)http://blog.tonreco.com/action.php?action=plugin&name=TrackBack&tb_id=25168 『NOWHERE』はねー…。アタシの人生のベスト10枚には確実にランクインする名アルバムですわ。実は10年くらい前に、アダさんとは同じライブ会場でRIDEを見たことがあるという事実があるのですが、その頃は顔も知らない・名前も知らない人だったのにね。世の中どう転ぶかわからないなー。RIDEもいいですが、ブランもすげーイイです。RIDE好きな方は是非。是非。是非。次回、ブランのライブは12月25日(土)の三軒茶屋グレープフルーツムーン「ロック裁判」にて。憧れと幻想 予習していけ!

■根っこはどこだ。
最近になってようやく映画の外での「市川雷蔵」という人物に興味を持ち始めたところ。今まではビデオで観るだけで満足していたんだけど。映画祭をきっかけに、何でこんなに心惹かれるかなあと思って、いろいろ調べだしたら、あれあれまあまあ。これは運命だわ。

雷蔵雷蔵を語る』という雷蔵自身の書いたエッセイ本があるのだけれども、この本は三島由紀夫市川雷蔵に寄せた「雷蔵丈へ」という序文から始まる。私の一見とりとめのない趣味がどこでつながっていたのか。それは三島由紀夫だったらしい。三島由紀夫!それは私、ぽぽんの永遠のマイラブー。

本格的に舞台演劇にハマったのも三島由紀夫作・美輪明宏の出演・演出による『卒塔婆小町・葵上』『黒蜥蜴』あたりから。中世ヨーロッパに代表されるゴシック趣味とか血フェチズムとかも三島由紀夫の聖セバスチャン好みの影響を受けたと思う。大正・昭和初期の浪漫趣味、着物の裾のチラリズムがどうだとかの趣味も、滅びの美みたいなものも、三島の流麗な文体から想像を膨らませてどんどん好きになっていったもの。歌舞伎も坂東玉三郎が33年ぶりに演じた三島由紀夫作品『椿説弓張月』を歌舞伎座で見てからいよいよ本格的にハマったし。そしてここに来て市川雷蔵だ。三島作品『炎上』と『剣』に出演しており、三島本人の評価もむちゃくちゃ高い。なにもかも三島由紀夫のお導きだったのかと思えば、こうして市川雷蔵に至った経緯も納得がいく。

晩年の雷蔵は、亡くなる前に『春の雪』をやりたいと言っていたそうな。『春の雪 (豊饒の海)』は『豊饒の海 第二巻 奔馬 (ほんば) (新潮文庫)』と並び、私が一番愛している三島作品。『春の雪 (豊饒の海)』では清廉かつ甘美、そして限りなく残酷な恋を。『豊饒の海 第二巻 奔馬 (ほんば) (新潮文庫)』では一念を貫こうとする烈しい若者の精神と肉体の迸りと、決して報われない思慕と。これを雷蔵で見られたかもしれないのかと思うと震えが来る。これから先、どれほど見目麗しい俳優が出てこようとも、雷蔵以外の誰にも演じてはほしくない。

三島由紀夫岸田今日子ら新劇の俳優とも親交の厚かった人物なので、晩年の雷蔵が新劇と時代劇、歌舞伎の要素を全て取り入れた新しい演劇形態を作ろうと意気込んでいたのは三島の影響があったかもしれない。雷蔵自身もエッセイを書いているが、実に言葉遣いの美しい人だ。彼のエッセイには「これからこんなことがしてみたい、あれもしてみたい、これもしてみたい」と、将来に向けての希望に満ちていた。享年37歳。まだまだやりたかったことも多かったろうと思う。私が雷蔵の晩年に至るまであと5年しかないのだけれども、私はその年までに何を成し得るだろうと思うと、ただただ彼の駆け抜けた37年の凄まじさと重みに敬服するのみだ。

三島と雷蔵についての共通点。両人とも30歳を超え、結婚した後も、家では「坊ちゃん」と呼ばれていたこと。そして両人とも1970年に没したこと。雷蔵が7月17日、三島が11月25日。私はこの2年後に生まれた。文学や映画というものが、こうして後世に伝わり、生きた時代を同じくしない若いファンを増やしていることについては何ともいえない感慨を覚える。

三島について、造詣を深めたいと思う方におすすめの一冊は『倅・三島由紀夫』という本。三島のご尊父である平岡梓氏の著作。これを読めば、三島の育った背景や普段の生活、家族との関係などを知ることができる。彼が歌舞伎や演劇に傾倒していった理由もわかるし、作品を読む目もおのずとその背景にあるものまで見ることができるようになる。三島が自決した後に書かれた本なので、三島事件の日、平岡家ではどんな様子だったのかを知ることもできる貴重な記録本でもある。

親の贔屓目というものをさっぴいて読んでも、ニャンコが大好きだったとか、ニャンコにまつわる家族の珍エピソード、少年時代の話や、学習院時代、東大時代の逸話などが満載で、実に興味深い。やっぱり私にとって三島由紀夫の存在は偉大すぎる。

ところで、私の一見とりとめのない趣味の一つである「ろけんろーとパンク」が三島由紀夫とどんなつながりを持っているのか。それはですね。えーと、えーと…。三島由紀夫という人物そのものがろけんろーでパンクだから?いや、ほんとに!!っていうかこれ以上三島について語ると本気で止まらないからやめとく!既にこの段階で長いし!

本日は後ほど池袋ADMに行ってまいります。ミヤマGt.のライブ、本日で今年の見納めです。いや〜ずいぶん久しぶりだな〜、ミヤマのライブも。もしかして10月のいぬ屋敷以来…?4日は終日雷蔵様に身も心も奪われに行くので、柏Aliveをすっぽかします。ゴメンなすって!今年、ミヤマGt.のライブを観た回数を数えてみたら、12回だった。ぎゃー!ちょっと!しかもつくば2回に郡山も行ったし!私、アタマおかしい。でもミヤマのライブ、久しぶりっていう気がしない。

というわけで、後で感想を。本日は#9と対バンです。続く!

…続き!…

池袋ADMにて、今年のミヤマGt.を見納めてまいりました。(ミヤマは明後日、柏Aliveでライブがあるよ!)今日を含めて計13回見たですよ。ハハハ♪13回って、そんなに多くないなあ。数えまちがえたかな。あとでもう一回計算するかな。本日のミヤマ光線は痛かったです。本日のケンジュリー王子のベースはミヤマ星仕様になってました。我自由丸さん情報によると、最近はフライングVじゃなくてこっちを愛用されているようですね。モモジロさん、あいかわらずタイトでスバラシ。今度、ステージの上を転がったり落ちたりしてみてください。ぽぽん大喜び。銀四郎。おつかれ。思えばいぬ屋敷でアナタがピンで出演した時の「アザラシ」につられてミヤマGt.の道に入ってしまったのでした。おお、それからロバちゃんを忘れたらいかんぜよ、なあ。高須クリニックの高須先生の顔、今度見てみてね!黒子を含めてミヤマGt.R、ほんと今年楽しませていただきました。また来年もガツンとやってちょーだい。

というわけで、今年最後のぽぽんによるミヤマGt.激写をそのまんまの重たいサイズでお送りします。

それからね。#9、すごいかっこいかったぁ…。お腹の方向から背骨を触られてるみたいな感じで、ぞぞぞぞーってきた!