大興奮。

センチメンタルな帰省より戻って参りました。結局昼ごろには戻ったので、雷蔵祭に直行。とりあえず本日までの覚書。

  • 『弁天小僧』

    「知らざあ言って聞かせやしょう」の弁天小僧菊之助のアクション活劇。雷蔵サマのお小姓&女装のコスプレあり、内腿の彫り物とか、捕り物あり、恋あり、チュウあり、大どんでん返しの人情悲劇ありの、時代劇の楽しさてんこもりもり。勝新太郎も出てたり。遠山の金さん役で。金さん、自分で「遠山の金さんだよ!」とか自己紹介していてかなり笑いまっする。途中の狂言の筋立ては歌舞伎舞台で説明する仕掛け。歌舞伎ファンにはたまらんですなあ〜♪脇も綺麗な役者が多く、とにかく目にあでやかな作品。どなたもまっぴらごめんくだせぇやし。さんざん楽しい場面が続いて、最後は切ない。(ランダム予告編:『薄桜記』)
  • 『炎上』

    マイラブ・ミッシーの『金閣寺』が原作の現代?近代?ドラマ。市川昆監督作品。モノクロで、とにかく画面が暗いのなんのって、目が疲れた(笑)しかし、雷蔵サマの学生服姿といい、学徒動員服姿といい、なんてゆーか、青臭さが非常にそそる作品。原作の格調高さはそのままに、三島由紀夫ワールドが銀幕で楽しめる。これ、ミッシーが大喜びしただろうなあ〜♪雷蔵サマのあどけない表情と吃の演技が見もの。最後の炎上シーンは大スペクタクル。(ランダム予告編:『剣』)
  • 眠狂四郎勝負』

    キター!円月殺法蕎麦屋の娘からキリシタンの妻、果てには将軍様の姫君まで女の心を盗みまくりの狂四郎。勘定奉行の爺の心も盗んだよ♪雷蔵サマの入浴シーンとか、下帯チラリズムとか、着流しの裾が捌けるたびに脛がバッ!と見えちゃったりとか、ぽぽん大・興・奮。茶室で茶を飲んじゃったりとか、蕎麦たぐったりとか、毒を盛られて姫様になぶられそうになったりとか、剣豪、剣客との決闘とか、見せ場てんこもり。イイ…。今回の雷蔵祭では眠シリーズが、あと3作品見られます。ヒャッホウ!(ランダム予告編:『女と三悪人』)
というわけで、絶賛大興奮中。


■本日のお写真
髪にブラシをかけてたら、甥がよこせとせがむので(「ウー!」ってゆった)貸してやったらアタシの真似して鏡に向って髪をとかし始めました。かわいかったから激写。