おやおや。

popon-x2004-11-28

実家に寄生虫、じゃなくて帰省中。母がノートパソコンを購入したのでそこから書き込み。アタシのパソコンよりスペック低いのに、液晶がきれいでちょっと嫉妬(笑)

土曜日に珍しく新幹線で帰省。義兄が迎えに来てくれた。義兄のお母さんが、京都からわざわざ見舞いに来てくれたらしい。義兄いわく「おかん、おとんとケンカしてるから一人で来た」だって。どこの家も、まったく。

自宅に帰ってから姉と姪と甥と一緒に父の入院している病院へ。姉と一緒+子供が一緒なら、あまり湿っぽくはならないだろうと期待。自宅から車で20分くらい。父の入院している病院がリゾートホテル並みでびっくり。すごい病院だとは聞いていたけど、ほほぅ…。

父は思ったより寝たきりでもなく、行ったら起きたりして。でも一回りも二回りも小さくなったみたい。「待ってたんだよ」と言われて、一気にベソをかきそうになったものの、我慢。もっと早く来れば良かったなあと思ったり。いろいろくっついててサイボーグみたいになってたけど、あの格好のまま、ぐるぐる病院の中を歩いたりもしてるみたい。姉があとで教えてくれたけど、術後はかなりぐったりしていたらしい。「今日は入院してから一番顔色も元気も良かったよ」とのこと。

帰りがけに病院の最上階にある展望台に行ってみた。駿河湾が一望できる。ちょうど陽が沈むところで、とてもきれいだった。アタシ高校はあの辺だったなー、とか、今モハマド君はあの辺にいるんだなー、とか、思ったり。夕陽があっというまに水平線に吸い込まれていった時、小学校の時、父に連れられて沼津港に釣りに行った時、早朝の朝日があっというまに水平線から上がってきて驚いたのを思い出したり。

帰宅して母と食事にでかけた。といっても近所の店。ドイツソーセージとレンズ豆の煮込みと黒ビールで食事。ウマー。トラちゃんのお料理、味が優しくて大好き。ごちそうさま。帰宅後、『忠臣蔵』のビデオを観る。と言っても、長谷川一夫市川雷蔵バージョン。市川雷蔵映画祭の前売りを買った時についてきたポストカードとパンフレットを母に進呈。超がつく雷蔵ファンなので、大喜び。特に新源氏のポストカードには「いい男だねえー…」と、しばらく絶句してた。『忠臣蔵』では市川雷蔵、ほんの前半30分くらいの出番しかないんだけど、それを見ながら雷蔵トーク。父が入院してなければ一緒に雷蔵祭りにも行けたんだろうけど。まあ、正月にはアタシの雷蔵DVDコレクションを持って帰ります。

で、本日。朝から母がお歳暮の買い物をするというのでくっついていく。が!!母の運転が超こわい!!!!アタシに運転させてーーーーーーー!!今、自動車保険に私が入っていないので運転できないんだけど、もう明日にでも入れてもらう…。急ブレーキに急転、急発進、の連続。いつ追突してもされてもおかしくない!!「お願いだから枯葉マークつけてよ」といったら「枯葉マークじゃなくてもみじマークだから」と反論された。

工事で道路が大渋滞。自宅を出て1時間半かかって目的地に到着。けっきょくお歳暮のセレクションが気に入らないとかで結局何も買わず。っていうか干物だけ買った。食事もまっとうなものを食べている時間がないので「たこやき」。…贅沢は言うまい。

で、再び父のところへ。紀宮様がご結婚という話になり(昨日、土産に持っていった雑誌が紀宮様の表紙だった)「お前のアイドルもついに結婚しちゃうからおまえも早く結婚してくれ」と言われるも、「今は無理」とゆっておいた。いや、ホント無理だから。周囲で斡旋してくれるんだったらともかく!!っていうかやっぱり言われたか…。今までさんざん「紀宮様が結婚されるまではアタシは結婚しない」とか言い訳してきたからなー…。

父がテレビで食べ物の番組と旅行番組しかやっていないとぼやくので、テレビガイドを買ってあげた。これで映画の時間がわかるでしょ。看護婦さんが体拭きに来てくれたので、母と病院内の探索へ。戻ったら浴衣からパジャマになっていたので「どうしたの」と聞いたら「看護婦さんが、『パジャマの方が若返って見えるから』ってゆった」とのことで、用意しておいた浴衣じゃなくてパジャマにしたらしい。なんだかニコニコしている。(っていうかニヤニヤ?)看護婦さんも気が利くというか、ちょっとしたそういう心遣いをしてくれる人でよかった。病院にいけば「早く帰れ」と言うし、帰ろうとすると「もう帰るのか」になって、なんだか子供みたいなことを言っている。これだけしゃべれるようになれば上等だと母が言うので、とりあえずは安心して帰ってきた。

本当は明日も病院に行こうと思っていたら、急に検査だのなんだの入っていて行けなくなってしまった。そういう検査とかある日は、家族がいると邪魔なので行けない。せっかく会社の休みを取ったのになー…。検査の結果が良ければいくつかのチューブだの何だの外れるらしいので、まあいいか。それなら明日は早めに東京に戻ろうかなと思っていたのに子守りを仰せつかり、午後に延期することに。

姉が先週から産休明けで出勤しているので、その間面倒を見なければならないけど、その間は母が身動き取れないので、アタシが子守をしている間に外で用事を済ませたいとか。なるほど、看病とかそういう役には立たなくても、こういうことで役に立つこともあるわけね…。

この2日間、にゃんこで和みました。アタシが帰ると、たろうちゃんがアタシの部屋にいる。アタシのコートの上で寝てる。かわいい。なんでそんなにかわいいかな。動物はいいよねー。きっと父が退院したら、ずっと猫が一緒にいてくれることと思う。今日も「たろうは元気か」とか言ってたっけ。入れ替わり立ち代り、お見舞いに来てくれる人はいるけど、やっぱり一人でいるのは寂しいみたい。また近いうちに帰省しようと思ったところで終わり。