御用改めである!

ミヤマ星人ノ生態ヲ解明ス。

■今週の新撰組!

ついにキタ。池田屋事件新撰組って歴史的にはなんというか、どうでもいい(あれ!?)わけでもないんだけど、歴史にスルーされちゃった人々だと思うんですけど、まあなんだその、生き様があまりにも熾烈だったものだから歴史に埋もれてしまわなかった。おまけに日本人の大好きな「誠」と「散る」という道徳的人生観を見事に体現してしまったがために今も語り継がれていると。たまたま総司が薄幸の美青年で、たまたまいさみんがトミーズ雅に似ていて、たまたまトシゾーが女ったらしのいい男だったからというだけの話なんでしょうけれど。え?違う?

「なんで?」伊東四郎キター!!!!この人以外にこのセリフを言える人物は世界中どこにもいない。
・なんだかオダジョーがニコニコ。最近トシゾーと仲良しこよしだね。
イカ焼きのギャグ。こういうベタなギャグも三谷脚本の見所なのよねん♪左ノ介が槍に刺したイカをほおばりながら「ヤリイカ、喰う?」っておい。そして今週の三年新撰組!シンパチ先生。喰うか、と葛山に焼きイカを差し出すと「…いかな」と返される。それに対して「地味な奴だな」とコメントするシンパチ。ワハハハ!ベタ!ベタだけど面白い!自分の単純さに嫌気のさした一瞬(笑)
・「はんにゃ!はんにゃーっ!」呼ばれて(嫌々)飛び出てぼよよよーん。捨介登場。あんさん、桂はんにそないなことー!普通御手打ちでございますよ。桂はんて気の短いええとこぼんで有名だから。あの桂はんがよくぞガマンしたなーって。捨介を雇ったうえ、桂はんのところにお使いをさせた佐久間象山の器はデカイ。
・トシvs.武田「あんたは決まってんのか?」「軍師ですから?」トシvs.谷の兄貴「おい兄貴、ついていってやってくれるか」「承知♪」「すまん、あんたじゃない」って、トシゾー、あんた、ほんとに好き嫌いの激しい男だね。
・いさみんいわく、「全員もらうとトシが拗ねるから左ノ介は諦めた」と言われて「そゆことね」ってニコニコ納得する左ノ介。アホだよなあ。でも何も考えていないような左ノ介もいずれはいさみんと袂を別つ時が来るんだよね…。なんだか切ない。
・それぞれの「御用改めである!」やっぱり大倉孝二が最高。
・ステスケー!オマエって奴は〜。先週は佐久間先生に拾われて今週は人の命を拾ったか。捨てる、と三谷が名づけた人物は拾い拾われる人物であったわけか。
・キャー!といいつつ池田屋のまわりに見物人がぞろぞろ。怖いもの見たさは古今東西を問わずか。
・階段落ちガター!「だいじょうぶか、ヤスー!」「はい!コレがコレなもんで!」「じゃあもう一回やってみようか!」「銀ちゃーん!」てそれは蒲田行進曲
・そーじたん、喀血がふー!!あのアジサイは…。
・平助バサー!キラレター!信じていいぞ、薬屋の言うことだ、って局長がゆってるけど、石田散薬マジ効能なかったって話だから。
・殺陣シーンはすばらしかったです。谷の兄貴も笑いは変だけどやるこたやるのだ。源さんもかちょいいのだった。そーじたんの殺陣、きれいだったよ。天才剣士って感じだったよ!もう後ろから人を切りつけることも厭わない人になっちゃったんだね、そーじたん。
・亀たん死んじゃった。「桂さん、どういて亀を助けてやらんかったがじゃ。亀が命かけてたすけを求めてきたがぜよ!のう!どいつもこいつもみんな馬鹿じゃきー!」と憤る竜馬が良かった。あんちゃーん!江口洋介も骨太のいい中堅役者になったよね♪
・今回のトシゾーは「かっちゃん!後ろだ!」と「待たせたな」の二言に尽きるかと。もー、おいしいとこ全部もってちゃうんだから。トシのいけず。

と、今回もてんこもりの新撰組だったですね。来週につづく!

■本日のお写真。
銀四郎の手。この手がミヤマギタァーを弾く手のかたわれなのですな。あともう片方と。本当はこれって他にも人が写ってる写真なのですが、フラッシュの全てが銀四郎の手に吸収されてしまい、全体的に暗い写真に…。宇宙人は手から光を吸収するらしいこと発見。