ガンダムとウルトラマンとダダとダダと。

この世のものとも思えないまずさ。

また月曜日が来てしまったわ。そんでまだ難聴気味だわ。昨日、動物園に行った時、難聴は難聴なりにいいこともあるということを発見。ガキどもの奇声や嬌声、あまたの騒音があんまり気にならなかったので、実に気楽に動物園の散策をすることができたのでありました。こいつぁいい、と機嫌の好くなった私は、なんと「モルおさわり広場」にて、隣に座ったガキに微笑みかけるという暴挙にまで出たのです。しかもガキとほほえましく交流。神よ、一体私に何が起こっているというのか!?(ただの突発性難聴。)そこで私は悟ったのです。私はなぜガキが苦手なのかを。それはやつらの発する「奇声・嬌声・騒音」だったのです!大・発・見。

しかし考えようによっては私もライブに行けば大興奮、奇声・嬌声・騒音の類は出しまくりなわけで、ガキも同然なわけですね。ということは、もしかすると私はやつらを通していまだにオトナになりきれない自分を見ているようで恥ずかしい=キライなのかもしれないのかもしれません。いずれにせよ発見でございました。

■永遠のガンダム語録/共同著書

昨日、図書館から借りてきた本。正直つまんない。さすがに全てのシリーズを網羅することができないのでファーストガンダム、いわゆるアムロとシャアのいた時代+ZZに絞られているのですが、著者たちのセリフに対する説明書きがいちいちキモイ。「ABCの関係を感じさせるカップル」(ラルとハモンのこと。ていうかABCって2001年の刊行時には既に死語だろう)だの、「僕は人生の中で彼女がいたことがない」だの「弱いものに対する励ましは却って弱者を傷つけるものだ」(フラウに慰められた時のハヤトの言葉に対して)とか。激痛。

何が一番残念かといえば、セリフに対する理解の浅さ。せっかく企画自体がいいものなのに。なにかというと「自分と現在の状況」や「現実社会にあてはめてみると」という切り口になっており、ガンダム世界のレベルで語られていないこと。自分をガンダムのキャラにあてはめるのはよそうな!!共同執筆のため、執筆者がバラバラなのもまとまりのない原因かと思う。唯一この本の中で賞賛するに値するのは脇役のセリフをとりあげたところだろうか。しかしそれにしてもやっぱり上記のような理由でやはりつまんないんである。タイトルに惹かれて購入を考えていた本だったけど買わなくて大正解。

次は「シャアを語ろう」を読む予定。しかしシャア本は当たりはずれが激しい。数年前に発行された「シャアが来る!」は実に良い出来だった。いずれも的確かつ客観的なコメント、シャア様ファンなのに徹底的にコケにしてしまう潔い執筆態度、ゲームをやらないシャア様ファンにも、ゲームでしかお目にかかれない隠しモビルスーツを図解で紹介してみたり。なにより余計なキャラクターが一切出てこないところがすばらしい。さらに声優の池田秀一さんまで持ち出してきて(しかも写真入り)ララァとシャア様のけっこう生々しい関係について語らせている。つまり、シャア・アズナブル(もしくはクワトロ・バジーナ)のみに終始徹底している、シャア様ファンの、シャア様ファンによる、シャア様ファンのための本。これを超えるシャア専用本があればお目にかかりたいと思っていたので「シャアを語ろう」はどうだろう。アタリを期待したい。…と、ヲタどもを叩きつつ、自らのシャアヲタぶりを暴露したところでおしまい(自爆)。

食玩生活4日目。今日は自宅に財布を忘れたので(←社会人失格)相方に「食玩買って」とおねだり。(←社会人として最低)お腹もすいたのでおやつも。「ママぁー!」と食玩の箱とお菓子を差し出すと、「本当に2歳児とお買い物してる気分」と言われたが、まったくもってその通りなのであった。でもね。今日ね。ウルトラマンが出たのっ!じま〜ん♪でもその後、2連発でダダを出してしまった…。やっぱりダダには勝てないのか私。しかし発見しましたよ?数あるダダのうち、1匹は隠しバージョンのダダでしたー。喜んでいいんだろうか…。


■本日のお写真
今朝、会社の某チームからもらった「えだまめ飴」。コンセプトは「ずんだ餅の飴バージョン」なのだと思う。袋を開けた瞬間、えだまめのにおいがぷーん。口に入れた瞬間、思わず「おぇ…」と呟いてしまった。激しくまずい。あまりのまずさに涙目になった。午後になって他の飴を貰おうと思って、再び「飴ちょーだい」とそこのチームに飴をねだりに行ったら、新たな犠牲者を発見。彼は口を「あがー」と開けたままフリーズしていた。「さっきね、えだまめ飴を口に放り込んじゃったんですよ」とお隣のハケンさんが教えてくれた。なるほど。やはりあれはまずいのだ。しかしそれを購入した人と、もう1人のハケンさんは「おえー、だなんてひっどーい。美味しいじゃないですかー」と言っていた。ねえ、本気でゆってんの!?しかも「病み付きになる味」とまで言っている。おかしい。

といいつつ私はさきほど2個目の「えだまめ飴」をうっかり口に放り込んでしまい、再び「おぇぇ」とかゆっていた。学習能力がないのか、本当に病みつきになってしまったのか、それともただのバカなのか。一通りのおねだりが済んだので、自席に戻ろうとしたら、おみやげだよ、と「えだまめ飴」を3つ握らされた。くやしいので本日のお写真は「えだまめ飴」。