無理。

■本・映画「世界の中心で、愛を叫ぶ」
■著者:片山恭一


「世界の中心で、愛を叫ぶ」がベストセラーだってのは知ってましたが、映画もヒットしてるらしいですね。タイトルからして「うあ、うけつけられねー!!!」と、私の体が拒否ったので読んでおりません。したがって批判する根拠もないのですが、多分一生読まないし、一生観ないと思います。すいません。でも、あまりにあんまりなタイトルで反吐が出そう。でもいくらなんでも内容を知らないでとやかく言うのもバカなので一応映画の公式サイトを見てみた。

…ダメだ。無理。無理すぎる。アタシには無理。

なんていうか、こういうストレートな文字を見るとダメなんだよなぁ。こーゆーのが恋愛オンチと言われる所以なのかもねー。こういうタイトルを目にして「あー、素敵ぃ」とか言いながらうっとりしないとイカンのだろうか。女として。

反吐が出そうというのは、ただ単にタイトルがクサイからだけではなく、ストレートな愛情表現というやつを見たり聞いたりすると、自分のことじゃないのにアホのように照れてしまう自分がいて、それが恥ずかしくて「かぁーッ!ダメダメ!受け付けない!」となってしまうみたいです。素直じゃないんだな、きっと。

素直になりたい。素直になりたい。素直になりたい。と呪文のように唱えてみてはいるのですが、ねじれているものの中にきれいなものがあったり、自分なりの美学みたいなものを見出してしまうため、今のところ素直になりたいのは願望だけにとどまっているもようです。せめて好きな人には「スキだよ」と言ってみたいと思いますが、それも年をとるごとに難しくなっていくみたい。素直に「世界の中心で、愛を叫ぶ」ことのできる人はそれだけで幸せなのかもね。恋をしている自分にうっとりするなんてこと、アタシにゃーこっぱずかしくて一生できないと思うけどね。はっはっはっ。(←だから恋愛オンチだっていうんだ。)

先週のばーさんの49日に続いてGW初日は甥の初節句の集まりがあり、親類縁者がまたもや集まったわけですが、いとこだのはとこだのの結婚話が10件近く(←スゴイ件数だと思わない!?)話題にのぼり、「ぽぽんちゃんはえり好みしてるから決まらないんでしょ」と、親類縁者のババァどもに相手のいないことを見透かされた上で思いきりいびられ、ちょー肩身の狭い思いをしてきました。…当分実家には行きたくない。

誰かヨメのクチがあったら世話してください。(ぼそ…)