ジュンちゃん・ノンちゃん復活!!

■場所:六本木ヒルズ(4月24日より公開予定)
■映画:「アタック・ナンバーハーフ2」ヨンユット・トンコントーン監督作品



今日、仕事で別件の調べ物をしていたら、すごいナイスな情報を得てしまいました。「アタック・ナンバーハーフ2」が、なんと4月下旬から公開だそーですよ!見にいかなくちゃ!ジュンちゃん、ノンちゃん!待っててぇええーん♪どうも私の大好きなこの二人に一波乱が起きる模様です。えーと、あたしはー、水牛みたい、って言われてるけどノンちゃんが一番スキです…。いちばんかわいいと思います。

私、しばらく映像翻訳、とくに「ボイスオーバー」と「字幕」という仕事をしていたのですが、とにかく実入りが少ない&体力的に難しかった(片頭痛の悪化)で、辞めました。字幕ってコトバが多少わかる人は「実際にはこんなこと言ってないのに!」とか憤慨することが多いんですが、字数制限があるので、しょうがないんですよ。ストーリーの流れを止めないよう、日本語として筋が通るように作らなければならないんです。1秒間に4文字、1行11文字もしくは13文字、文章が続く場合、上段より下段が長くなければならないという決まりごとがあります。しかも、シーンごとにセリフを切っていく(どこからどこまでを字幕としてスクリーンに入れるか)ということも翻訳者がやるんです。最大26文字として6〜8秒MAX。この切ってく作業が一番難しくて辛い。これで正しい翻訳をしろというのが無理な話なので、字幕の人、へたくそじゃん!とか思っている人はそのあたりを考慮してやってください。字幕作ってる本人も「こんなこと言ってない」とは十分すぎるほどわかっているんで。

で、なんでこんな話をしてるのかというと、「アタック・ナンバーハーフ」の字幕がすごかったからです。語尾に「♪」とかついてるの、初めて見ました。字幕翻訳をやっていた人間として衝撃でした。だって、学校ではそんな文字使っていいなんて習わなかったもん!でも、あの「♪」があってこそ「アタック・ナンバーハーフ」の雰囲気がうまく出たんだろうなあと。それほどにあの「♪」が重要な役割を果たしていたように思います。まあ、それも私がまるっきりタイ語がわかんないからなんですけどね…。

タイ語ってカワイイですね。あの響きがなんとも良いですね。作品中、みんなが合掌してお互いに「サワディカ〜」って膝をちょこっと曲げながら挨拶しあってるのがかわいかったです。

あと、忘れられないのが、「アタック・ナンバーハーフ」でジュン子ちゃんが、イケメンに「こっちみてぇええん♪」と声をかけるシーンで、「み〜とぅえええぇ〜ん♪」と叫んだことです。なんと!日本語に似ている!衝撃その2でした。

そんなわけで。あー、早くみたいなー続編。すごい楽しみなんですけど。