俺たちフィギュアスケーター

アメリカで大ヒットしたおバカコメディがついに日本上陸。『俺たちフィギュアスケーター』が公開されたので見に行ってきました。ブロックバスター映画は全く食指が動かないくせに、こういうくっだらないコメディにはとことん弱い私。

最初から最後までとにかくバカでした。前代未聞の男性ペアフィギュアスケーターの物語です。MTV制作映画ということもあり、予想はしていたんですけど、けっこうえげつないギャグも飛びました。

個人的に好きだったワザは、チャズとジミーが最初に参加した大会でのフィニッシュです。ガッチーン！！痛そう…。でもすごく笑った。

80年代のアメリカ青春映画が好きな人なら、コーチの顔にピンと来たはず。Craig T.Nelson。スポ根映画の鬼コーチといえばこの人。しかも『コーチ』というテレビシリーズで7年くらい主演していたくらいなので、本国でも「ハン・ソロといえばハリソン・フォード」くらいの認識がある人。この人をコーチ役に担ぎ出したところで、この映画は半分以上成功したも同然だと思います。

さて、この映画には現役を含め、往年の名選手が出演しています。もちろんアタクシの最愛のブライアン・ボイタノも出てます。ウフ。スコット・ハミルトン、ドロシー・ハミル、ナンシー・ケリガン、サーシャ・コーエンもおいしい役で出てます。名前だけ出てくるのはクリスティ・ヤマグチ、オクサナ・バイウル、ミシェル・クワン。って、彼女たち、この映画であんなこと言われていていいんだろうか…。名誉毀損なんじゃ。

なにげに驚いたのは、性格の悪いライバルペアの女性、フェアチャイルド役の人が、ビバリー・ダンジェロにそっくりだったことですかね。あと、ジミー役のジョン・ヘダーの日本語が完璧だったことでしょうか。発音といいアクセントといい、文句なし。

『オースティン・パワーズ』みたいなくだらない映画が好きな人にはおすすめです。93分という潔い短さも、笑い疲れない時間でよかったです。

■俺たちフィギュアスケーター
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トニー・レオンの最新作『Lust, Caution』が２月２日より公開決定。嬉しいな！見に行こうっと♪

■Lust, Caution
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