『ウィキッド』見たーっ!

劇団四季の新作『ウィキッド』を鑑賞。なんと四季初体験。知り合いを通じてチケットを取っていただいたのですが、7列目ど真ん中の席で、どきどき。いいのかなあ、こんなにいい席…。嬉しい♪

劇場内に入ると、オズの地図があって、それだけでわくわく。エメラルドシティが地図の真ん中で輝いていました。劇場の空気が「今日の舞台は絶対におもしろい」と告げているような感じで、挙動不審者のようにソワソワしてしまいました…。

幕が上がると、そこから先はもうひたすらオズの世界。あちらの世界に引きずり込まれた私よ、戻って来い。そんな感じ。

映画『オズの魔法使い』の世界を根底からくつがえすストーリーにまずびっくり。そして『オーバー・ザ・レインボウ』をはるかに越えたナンバーに二度びっくり。久しぶりにとんでもないものを見てしまった感を得ました。

グリンダ(沼尾みゆき)とエルファバ(濱田めぐみ)のはまりっぷりときたら、この二人以外での『ウィキッド』は見たくないと思うほど。女の友情ってまっすぐにはつながってなくて、ちょっとひねくれてるのよねー。だから余計に堅いのよねー。

多くを語らなければ語りきれないのでスッパリあきらめますが、これは見たほうがいいです。特に1幕の最後、エルファバが歌い上げるナンバーの迫力には、ぞぞぞぞっ!と鳥肌が立ちました。サントラ欲しいかも。

それにしてもエルファバの緑色の顔料って、どうなってるんだろー?歌舞伎のおしろいなんかはガンガン衣装に付いてるけど、白い衣装に顔料が付いた様子はなかったし、手のひらもずっと緑色のままだったし。何を使ってるんだ…?謎です。

観劇のあとはコンラッド東京でお茶。台風のせいで見晴らしは悪かったけど、素敵なひと時を過ごしましたよー。ケーキうまし。でもケーキより何より、素敵な方々とお話ができたのが楽しかったのです。チケットを取ってくださった方はネットを通じた知り合いで、ずっとお会いしたいと思っていた人だったので、それだけでもすごく嬉しく楽しかったですよー。

そんな中、「エルファバ=ロイエンタール」なんじゃ…っていう説が私の中で浮上(笑)だってだって。

■エルファバ
・母親の不貞で肌が緑色
ロイエンタール
・母親の不貞で左右の瞳の色が違う

しかも二人とも自らの信念を貫くために親友と戦ってしまうんですよ!うーん…。あながちこの説は的外れでもないような気がする(当社調べによる)。『銀河英雄伝説』を知らない人にはまったくわからない話でスミマセン。

まあ、そんなこんなで『ウィキッド』の魔法にやられた1日でした。また見る機会があればぜひ見たい作品ですわ〜。これから見に行こうかな?と思っている方はぜひ!激しくおすすめします。

ウィキッド』公式サイトhttp://www.shiki.gr.jp/applause/wicked/