カーラ教授

中学生のころから大好きな漫画家のひとり、川原泉(=カーラ教授)。今週はずーっと残業続きで、毎日がほぼ終電。帰り際、キツい活字は追いたくなかったので、ゆるい活字を追うことにしてました。

川原泉の良さって、「あらゆるものに刺さるとこ」なんだと思う。鋭いツッコミ、深い洞察、理不尽な物事に対する怒り、悲しみ、哀愁。なにがなんだかわからなくなってるあらゆる感情が、全て「点目」に込められている。点目なのに悲しい。涙が出てくる。でもただ悲しかったり切ないだけでは終わらないんです。「刺さるトコ」を必ず見守っていてくれる人がいる。じんわりとした優しさが、物悲しさが倍増させる。スパーンと青竹を割ったような潔いセリフの端々に、そういうのがちりばめられているのです。

笑う大天使』が映画化されるということで、ちょっぴり楽しみです。前売り券には「ダミアン・ストラップ」が付いてくるそうですよ!ほっすぃー!映画にはダミアン(←いぬ)が出るのかしらん?てええーてえーてえー(←わかる人だけわかる。てえーっ!)難しいと思うけどね…麦チョコを広い食いするいぬ。

でね。でね。カーラ教授のインタビューが、なんと写真付きで見られるとこ発見したのです。http://www.huistenbosch.jp/event/staff/michael/0222.html うわああ。ファンになって20年、カーラ教授の顔、初めて見ましたよー。なんてかわいらしい♪♪

美貌の果実 (白泉社文庫)』『中国の壷 (白泉社文庫)甲子園の空に笑え! (白泉社文庫)』、いずれも名作ぞろいです。時代劇の『殿様は空のお城に住んでいる』も何気に大好きです。あー、やっぱりいいわあ、カーラ教授。ラブ。