今日はPixies

Wave of Mutilation: Best of Pixiesポップなんだかオカシイんだか。Pixiesはまっこと不思議なバンドでござった。

いっちばん好きだった曲は『Velouria』。イントロでやられた。最初に聴いたPixiesの曲は『Where is My Mind?』だったな。最も聴きこんだアルバムは『Surfer Rosa』!美しい女性の裸体写真のジャケがかっこいかったのです。

Pixiesの何が良かったかって、Frank Blackのイカれたヴォーカルですね。声を裏返らせながら、ご丁寧にも音程まで外し、微妙にビブラートまでかかっているんですよ。Violent Femmesのヴォーカリスト、Gordon Ganoに通じるものがあるというか、アタシはどうもこの手のヴォーカリストが好きらしいです。ああ、そういえばこういう系列をどんどん激しくしていったのがCurt CobainだったりBilly Corganだったりするのか。(そうなのか?)なるほど。自分としては納得。

で、なんで今日いきなりPixiesの話なのかというと、帰りがけの電車の中でひと目でそれとわかる女装の男性を見かけたからです。でけえ女。と思ったら、でけえ女ではなく、でけえ男だったわけです。ちゃんとモデル座りしてたけど、手もごついし足は巨大だし、なにしろ顔が。ヒゲが。市川染五郎のような青いヒゲの剃りあとが。明らかに男。

Pixieって、まあ、差別用語の「ホモセクシャル」という意味もあるので、なんとなくPixiesを聴いてみたわけです。いや、ホモセクシャルの方々とドラッグの方々を一緒くたにしてはいけないのだけれども。日々のセレクションはこうやって決定したりするわけです。

多分明日はThe Finn Brothersにハマっているっぽいです。いいんだ、あの朴訥な音楽が。

つくづく脈絡がない趣味だな。