うっかりして「メロディ」を買ってしまった

川原泉の『笑う大天使』特別編+よしながふみの『大奥』、山田ユギの読み切りが載っていたので、ここ5年くらい買っていなかったマンガ雑誌を買ってしまった。だって、いつ単行本に収録されるかわかんないしな。三人娘の顔が出なかったのが残念。でもダミアンいわく「ババアになってる…!」らしいしな。見なくて良かったのかな。でもさあ。ババアとはいえ、1987年当時18歳だったわけだから、史緒さんも柚子さんも和音さんも、せいぜい37歳なんですよ。それなのにババア…。てことは私もババア直前ってことか…!?いや、まだ数年あるけど。最近出た『レナード現象には理由がある』がおもしろかっただけに、ちょっとこれはハズしたかな。それなりにおもしろいんだけど。

さて、うっかりしていたことに、単行本で楽しもうと思っていた『大奥』の最新作が掲載されていたのでした。掲載されてりゃ読んでしまうのが人心とゆーものですよね。ああ、もうもうもう!早く続きを読ませてくれ!幸か不幸か来月も掲載されるらしいので、楽しみにしていようと思います。ううう…。

まだやってたんだ!?シリーズとしては『パタリロ』『みかん絵日記』。魔夜峰夫は…魔夜峰夫だとしか言いようがない。みかんはますます若年齢化しているうえに、絵もますます雑に…。私が高校生だったころ、『みかん絵日記』はいい作品だった。絵も丁寧で、大島弓子とはいかないまでも、かなりの正統派メルヘン路線を歩んでいたように思う。ところが、みかんの仲間の猫の数が増えてきたあたりから超つまんない作品になった。絵も雑になった。最初は好きな作品だっただけに、なんとも残念な作品。

ところで河惣益巳の『玄椿』も、まだやってたんだ!?まだ『陰陽師』の連載が全然終わる気配のなかった頃に読んで以来だ。この人の絵も辛い。厳しい。なのにうっかり読んでしまう悲しいマンガ読みのサガ。

恵兄と胡蝶はやっぱし夫婦なんだよね?つか、わかんないから、もうそういうことにしておこうよ!実際の花柳界も男女関係はこんな感じでややこしいんでしょうか。大変だなあ。それにしても実父が実の娘を置屋の若旦那にのしつけてくれてやるってゆー設定(←料亭に寝床を用意)ってすごすぎる…。その実父とゆーのは歌舞伎役者で、芸妓の愛人との間にもうけたのが胡蝶とゆー娘で、胡蝶の母親をかかえていた置屋の若旦那とゆーのが胡蝶の事実上の旦那の恵兄なんだけど、彼は実は胡蝶の母親のことが好きで。胡蝶はそれを知っていたので、自分の母親が亡くなったのをチャンスとばかりに恵兄を奪うわけですよ。うわあ…なんだこれ。今回の1話でもこれだけ濃いんだから、今までどんなんだったんだ?うう、気になるよ!?絵は苦手なのにさあー!

成田美名子の最新作も載っていたけど、あー…今となってはこの人の作品も受け付けないなあ…。悔しいぞ…。なんてったって『エイリアン通り』を読んだのがきっかけで米国留学をしてしまった人間だからな、私。それがさあああああああー。つまんないよー、おもしろくないんだよー…。

久しぶりにメロディを買ったのに、グチばっかり。ふー、トシのせいかしら。それとも読むマンガの傾向が変わったのか。とりあえず『大奥』の続きが読みたいから、忘れなかったら来月も読もうーっと。